いやー、トオルちゃんをやるやると言って1ヶ月経ちました。
ゴメンねトオルちゃん。別に君が悪いわけじゃないんだけどね。
いや悪いって言った方がトオルちゃん得意の「迷惑そうな顔」をしてくれるから良いかな。
お前のせいだ！トオル！！
という訳で、トオルちゃんです。
先にご紹介した「あぶない刑事」シリーズのレギュラーであり、
スパダリタカとセクシーユージの後輩キャラです。
タカとユージは前述の通り死んでも死なない主人公補正しまくりキャラなのですが
町田透は彼らの後輩であり一般人寄りのキャラです。爆弾にあたったら多分ちゃんと死にます。
何しろ他に出てくるのが常にコスプレしてる女刑事とか不死身刑事とかなので
「この作品はファンタジーではありません」と知らせるための大事な存在です。
トオルは（トオル表記では役者さんの名前に近いのですが、ニュアンス的にカタカナで…）
最初からタカとユージの反対方向に位置する真面目くんキャラでした。
しかし、公務員として異様なスピード感で仕事をするタカとユージから
「トロい生物」「間抜けな生物」「プリティ町田」みたいな訳のわからんあだ名をつけられ
ツッコミ兼イジられ枠という、真面目キャラの進むべく運命を辿ることになっています。
「あぶない刑事」シリーズ最終作品と言われてい「さらばあぶない刑事」では
トオルちゃんは出世して、タカとユージの上司になっていました。
しかし恐るべき変化の無いイジられ体質。威厳ゼロ。
これはもうね、確信犯的に年下キャラですよトオルは。視聴者全員の年下キャラ。
視聴者が20歳だろうと10歳だろうと全員、町田透の事をトオル呼ばわりしても許される。
つまり「永遠の年下」です。すごい。永遠のショタ枠。しかもおっさん。
奇跡か？この組み合わせ。至上のアンビバレンツが今符合したと言えましょう。
町田透の良さは、この奇跡のような「おっさんで年下」というキャラ付けだけでなく
「仲村トオル」という今やベテラン俳優が演じているという点も大きなポイントです。
重厚なドラマに似合う大人の男がタカとユージの前では完璧に舐められ、
同僚に舐められ、視聴者に舐められ、かわいそうな感じになってるの最高じゃないですか。
仲村トオルはよくぞベテランになっても町田透でいてくれていると褒め称えたいです。
これはいわゆる「おっさんの弱さ」ではなく「ロングランによるキャラ固定」現象ですが
「おっさんとしての弱い町田透」をわざわざ出さなくても可愛がられるって貴重ですよね。
「さらば」の次が本当に無いのか、まだわかりませんが
あってもなくても町田透は変わらないままなんだろうと安心して思えます。
さて、、次回は最近見たアニメから1名。
昔のアニメですがテロ的可愛さを持ってしてやられました。
どうぞお楽しみに。