参考･･･縁石とおっさん
こんにちは。お久しぶりです。
ここ最近色々バタバタして更新できず、早く町田透（あぶ刑事）を書きたいのに書けんという
大変アンビバレントな状態が続いていましたが、緊急事態があったので更新です。
緊急事態とは何か。ポケモンGOですよ。
任天堂がこの夏仕掛けたビッグコンテンツ、ポケモンGO。
それが今日突如配信されたことによって、この世のおっさんが皆少年になってしまいました。
取引先おっさんだらけの私のFacebookは、見渡す限りポケモン小僧だらけ。
「ピカチュウ手に入れた！」とはしゃぐポケモン小僧（41歳）、
「別に興味があるっていうか、マーケティングだし」と反抗するポケモン小僧（56歳）、
「コイキングいた！！」「イーブイいた！！」といちいち報告するポケモン小僧（43歳）、
やべえっすよ。任天堂さん。読んでたんですか？このブログ。
上から目線おっさんは当然のごとく「ポケモンGOポケモンGOって馬鹿かよ」と更新し
ピュアオジは「GOと一緒に近所を回ったら気づかない所にご飯屋さんを発見！」と報告。
すごい！すごい！ありとあらゆるおっさんが全員ポケモンの虜ですよ。
そしてそれを逐一SNSに上げてますよ。お前らJKか！！！！！！！
（どうでも良いけどおっさんだけ一教室に集めて学生ごっことか、めっちゃ覗きたいね）
そもそも。そもそもですよ。
この騒ぎは以前、Ingress（海外発の位置ゲー）が流行始めた頃から予想できたことでした。
当時も、私の取引先のおっさんというおっさんが新しいゲームに目を輝かせ
「Ingress名刺作っちゃった！」とか「Ingressの為に遠出したの！」とか
「Ingressのおかげで運動不足も解消ですよ〜！えへへ！」というような
ラブ and ベリー（古い）始めた女児かってくらいはしゃいでいました。
しかし、Ingressはまだ良いのです。あれは硬派な陣地取りゲーム。
一方ポケモンGOは、「ポケモン」という可愛いものを追いかけるためのゲームです。
Ingress時代は微妙に保たれていた「男の趣味」感はポケモンGOに於いて一気に瓦解し
おっさんをただ「可愛いものを追いかけて躍起になる存在」としてしまったんです。
オイオイ任天堂。罪だろ任天堂。何度も言うけどありがとう任天堂。
えー･･･と言う訳で、私が心配なのはこの配信が週末の金曜であり
土日の間に会社にいないおっさんがどれだけFacebookに報告してくれるかという事ですが
そんな喜怒哀楽を提供してくれるだけでも本当におっさんって素晴らしいね。。
と言う訳で、「ポケモンGOはおっさんを少年にする魔の道具」という話でした。
任天堂は早く私をおっさん対象ゲームのマーケティング部門で雇ってくれ。
次の更新は、あぶ刑事の頑張り屋さん、町田透の予定です。どうぞお楽しみに。