少年の瞳を宿らせるのは、果てしなく深い沼/おっさんと沼 | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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さて今日は、おっさんと沼についてです。

ここで言う「沼」とは抽象的概念であり、いわゆるひとつの比喩です。
私を含めオタ女子として人生送ってきた人々にとって、「沼」とは「ジャンル」を指しますが
男性(特におっさん)にとって「沼」とは「趣味」です。
「沼」と表現されるからには、「ハマると中々あっさり出てこられない」とか
「ある日唐突に落ちてしまう」というような意味を持って語られるのですが
おっさんにとっての「沼」とは「一生を共にするくらいどっぷりハマるもの」のようです。


昨日も軽く書きましたが、「男の趣味」の世界というのは大変やっかいで
まず金がかかる。そして突き詰めると終わらない。
ギターとか、バイク改造とか、カメラとか切手収集とか・・・
そう。それは「ある程度の年齢になって金に余裕が出来てきたらハマれる」やつなのです。

腐女子は沼(ジャンル)に対して確かに同人誌を買ったりしてお金を使いますが
男性の沼は、+αで買い足し、変形を加え、「俺だけの最強」を突き詰める上に
同人誌よりも確固たる資金元から定期的に高額な商品が提供されるので
全然トータルで使う平均金額が違ってくるわけです。


それにしても沼にハマっている彼らは、それはそれは輝いた目をしていてですね
一度語らせたら全然止まらないしね。その口調もどんどん熱を帯びてくるし。
うちの弟が小学生の頃、ハマっている特撮について聞いても無いのに語っている時
何か凄いらしいこと以外全く意味がわからなかったのですが、正にあれに似ています。
因みに弟はもう就活シーズンですがまだ特撮が好きです。良いおっさんになれよお前。

そして沼おっさんは素晴らしいことに、自らの沼に人を取り込もうとします。
例えばバイク。「最近バイク買ったんです」という話をバイク沼おっさんの前でしようものなら
さも初心者は当然みたいな顔してエンジンの改造を提案されますからね。
果てはパーツの店で東北に良いところがあるとか、房総半島の海沿いコースとか
ちょっと待てそこまで行くとは言ってないぞという方向に話が進みます。
自分がその趣味に迎合する場合、こんなに良い師匠はいませんが
素人が沼の手前で水遊びしようかな・・・くらいの所を捕まえて
首まで沼に浸からせるのがおっさんです。最高だね。少年の瞳バンザイ。


まあそういう私はおっさんという沼にハマってるんですけどね。
わっはっは。笑えんわい。
しかしどんな沼もそうなように、「危険だと思って抜けられるなら抜けてる」もんなんで
このブログを通して1人でも多く、おっさん沼に引きずり込めればと思います。


さて明日はまた作家行きますか。
最近何かと話題の人です。
どうぞお楽しみに!