属性持ちすぎの純朴すぎるおっさん/柳葉敏郎(54歳) | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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やばいよ。忘れてたよ。
私はこの俳優が大好きだというのに、執筆候補リストにすら入れてなかった。
踊る大捜査線から17年来くらいのファンなのにね。ギバちゃんごめんね。


えー、というわけで柳葉敏郎です。
元々室井さんという「笑わないエリートが下っ端警察官に心を許す室井管理官」という
君塚良一が生み出した罪なキャラクターで一躍有名になりましたが
本人の素のキャラは明るく素直、酒乱でド親バカという
闇の芸能界に表れた一縷の純朴青年みたいなおっさんです。ソウルジェム綺麗そう。

「室井さん」のキャラ付けは最高としか言いようが無く
いつも着てるコートが通販で買ったものだったり
秋田訛りをネタに何度も捜査で秋田訛りを披露させられたりと
ツンとデレを絶妙なタイミングで操る素晴らしい萌えキャラでした。


このキャラクターを作った君塚良一にはマジで頭が上がりませんが
明るさと純朴さで売ってた柳葉敏郎をわざわざキャスティングした人にも私は感謝したい。
だって「堅くて真面目で怖い管理官」が実は「内なる情熱を秘めた熱い人間」で
それを演じているのは「明るくて純朴で素直な秋田人」って
もう三段階のギャップ萌えじゃん。意味がわからないよ。あといくつ変身を残しているんだ。

そしてその心配通り、柳葉敏郎は「踊る」直後のドラマ「きらきらひかる」で
「おとぼけキャラだけど、部下と仕事に熱心でトラウマも持ってる監察院部長」を演じて
私はむべなく陥落させられたのでした。
堅いイケメンもできて、ギャップ萌えもお手の物で、日常まったりとできて、方言男子って
あんたどれだけ属性を持っているんだ。


他にも親バカとか輝く笑顔とか、いろんなタグが柳葉敏郎にはついています。
今回、ゴチになりますの新レギュラーになって
果たしてどんなキャラが新たに発掘されるのか。
柳葉敏郎は「一つのキャラを深く演じ続ける」じゃなくて
「演れば演るほどキャラが増える」タイプなので
今後大変楽しみです。


さて明日は作家さん。
エッセイが脱力系で良い感じです。
どうぞお楽しみに!