【週刊モーニングスペシャル】江戸と昭和のツボを押さえたナイスミドル/幣原常務【ハケンの麻生さん】 | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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幣原常務

「しではら」と読みます。
今回は比較的新連載の作品から、趣味を極める系かわいいおっさんです。

幣原常務は、2014年12月から始まった『ハケンの麻生さん』のキャラクターです。
『ハケンの麻生さん』は、虫好きの派遣社員、麻生さんと
その周りの人々を描くショートストーリーです。
昨日の『ハルロック』と言い、モーニングは変わった趣向の女子主人公が多い。。

ちなみにさっきリンクを張った1話は麻生さんについての話ですが
こちらの2話では既に幣原常務が登場していますので、
リアルタッチの幣原常務の可愛さを愛でたい味わいたいという方は是非ご覧下さい。


最も、2話ではまだ幣原常務の一番の魅力はまだ明かされていません。
2話時点でも十分、「偉いのに飄々としている」「余裕が有り穏やか」「実は暗い過去」など
ご馳走様ですと手を合わせたくなるほど萌えおっさんポイント押さえまくりなのですが
話が進むにつれ、常務は麻生さんと同じ虫好き仲間であることがわかります。

麻生さんと常務、2人で虫を採りに山に行くシーンとかもあって(恋愛要素は無い)、
派遣社員と常務という立場を超えた友情に、もう釣りバカ日誌的な物を感じます。
昔からこういうのに日本人は弱いんですわ。
昭和から存在する日本人のツボを押さえた演出を狙ってくる『麻生さん』、侮れません。


そして何と言っても常務のキャラクター。
虫を採ってる時も、仕事の時も、大変な立場のはずなのに辛そうな顔一つしないという
江戸っ子ですねこれはもう。江戸っ子イケメンですね。

江戸のツボを押さえたキャラクターが昭和のツボを押さえた関係性を作っているとか
日本人として生きてきた20数年の血がこれでもかと騒ぐ作りですので
『ハケンの麻生さん』はこの後、幣原常務が殿中で刀を抜き打ち首となり
麻生さんを始めとするスタッフが雪の日に復讐に向かう話になるんじゃないかと
今から大変楽しみです。


さて明日はモーニングの単行本発売日!
私が一番宣伝したいおっさんを蔵出し(?)します!!!
どうぞお楽しみに!!!