高田純次と言えば「適当男」です。
私はこの人が、自分を適当男として売り出した時に、「やられた」と思いました。
この人はおっさんの使い所を知っている。あざとすぎると。
高田純次の「あざとい」は、戦略的です。
皆さんも想像したことがあるかもしれませんが、
高田純次は普通にしてればそれなりに格好良いおっさんです。
顔の作りも良いし、お洒落だし清潔感もある。
ちょっと表情を崩したくらいじゃ全然イメージが崩れない。おっさん界のイケメンです。
しかもこの人、実は自分の事務所の創立者で社長だからね。
だから高田純次は、実はすごくできる男なのです。
自らの外見イメージを知り尽くし、あえてそれをどう壊すか考えつくし、
テレビという最も露出するメディアで身体を張り、67歳でもまだ全く飽きられていない。
彼に被る芸人がいないというのも、高田純次の才能を示しているでしょう。
こんなに戦略的にバカを演じられる人間はもちろん少ないですが、
天然モノでギャップを生み出している可愛いおっさんに迫れるのは彼くらいかもしれません。
ていうか高田純次もう67なのかよ･･･と思ったよ･･･今後も頑張って欲しいです。
さあ次回は、島本和彦とは違う「青年オジ」についてです。
島本先生が普通にただの「青年」なら、こっちは萌えが発生する「青年オジ」です。
その違いやいかに？！お楽しみに！