歌謡パレードの感想(1988年4月12日放送) | 歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲や叙情歌を中心にいろいろ語ります。

 

ストレンジャーtonight/荻野目洋子
さよならの翼/石川さゆり
人生いろいろ/島倉千代子
それは…黄昏/五木ひろし
捕捉
背影(ブードゥローニーベイイン)/ジジ・ロー
 

ラヴ・イズ・オーヴァー/森進一、ジジ・ロー
 
渚の女/五木ひろし
シクラメンのかほり/布施明
愛の旅立ち/布施明
京都去りがたし/森進一
 
 
今回の歌謡パレードは昭和63年(1988)の4月12日。トップバッターは荻野目洋子さん。歌謡パレードは基本的に演歌中心ですが、荻野目洋子さんやチェッカーズとかJPOPの歌手もご出演されていたのですね。ちょうど、今のうたコンの原型みたいですね。
 
荻野目さんがお歌いになられた後、司会の杉浦圭子さんが「大変お幸せなお二人」と森進一さんと五木ひろしさんご紹介されました。お二人とも本当に嬉しそうな感じで、お互いの幸せを労っていました。森進一さんはお子様誕生間近、そして五木ひろしさんがご結婚。森進一さんのお子様といえばワンオケのTAKAさん。TAKAさんは1988年4月17日生まれですから、この番組が放送された5日後にお生まれになったのですね。森進一さんは番組のトリで「京都去りがたし」をお歌いになりました。そして1988年3月14日は五木ひろさんが婚約を発表されました。婚約発表された3日後にリリースされた「それは・・・黄昏」をお歌いになりました。歴史的瞬間を見たようなひと時でした。
 
島倉千代子さんは「人生・いろいろ」をお歌いになりました。杉浦圭子さんは「小学校の教室でも、この歌の『いろいろ』という掛け声が流行っているそうです」って曲紹介をされましたが、僕はこの年は中学生でしたから、へえ、そうなんだって思いましたw
 
布施明さんは、やはり素晴らしい歌唱力だなって。「シクラメンのかほり」と「愛の旅立ち」という曲をお歌いになりました。ミッシェル・サルドゥーというフレンチポップスの大御所の曲に、日本語の詩をつけた曲が「愛の旅立ち」という歌です。大変スケールの大きい曲です。
 
歌謡パレードの特徴は海外、特にアジア圏の歌手が多数出演されているところです。この回では、ジジ・ローさんという方がご出演されました。シンガポールの方で、シンガポールでは大変人気のある女性歌手だそうです。
 
個人的には石川さゆりさんの「さよならの翼」という曲に刺さりました。結構かっこいいフラメンコ調の歌唱曲で、石川さんも着物ではなく、ブルーのドレスを身に纏ってお歌いになっていました。失礼ながら、この曲は知名度も高くなく、石川さんも、この曲をテレビでお歌いになるのは滅多にないのですが、意外にもカラオケのDAMで、この曲を歌うと本人映像が出てくるのですね。DAMの本人映像曲ってことは、人気のある曲ってことですからね。「うたコン」でも歌わせて欲しいな。ちなみに、マクロスの歌にも「さよならの翼」って曲があるようですが、同名異曲です。
 
https://www.uta-net.com/movie/2136/(クリックすると歌詞が出てきます)