JODAN JODAN | 歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲や叙情歌を中心にいろいろ語ります。

 

 

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前回の記事、一生懸命書いたのに「いいね」が全くないので僕はブルーになってご飯が喉に通りませんでした。何がいけなかったんだろうって。今日も、いいねがなかったらどうしようって悩んじゃいましたよ・・・それで体重も3キロもやせまして・・・そうだ、今回の記事で「いいね」をクリックした人に一人千円あげます。

 

なんて、ウソウソ、冗談、冗談、冗談ですわww昨日も今日もご飯もしっかり食べましたし、僕もいたって元気ですしw、クリックしてくれるのはありがたいですが、お金はあげられません。ごめんチャイ。

 

このブログを通して一人でも昭和の名曲、歌謡曲の魅力を知っていただければ、また、読んでくれた人が「わあ、なつかしいな」って喜んでいただければ、それが何よりもうれしいです。

 

冗談、冗談といえば本当にそんな歌があるんですよ。海援隊の「JODAN JODAN]です。

 

1979年にリリースされた曲です。曲の構成は3番あって、この歌の主人公が失言をしたために窮地に追いやられたので、「冗談、冗談」って言って許しを請うたり、ごまかしたりするという歌です。

 

  • 付き合っていた女性を別の男に取られその結婚式で祝辞を述べる悔しさ(1番)
  • 傲慢な態度の上司が退室したあと罵りの言葉を言うと上司がそこにいたという哀しさ(2番)
  • 友人達との飲み会で自分がおごると言うと皆が帰ろうとし、あせって割り勘にする切なさ(3番)

 

歌を聴いていると、本当に笑えます。思いだしただけでも笑えるくらい。一番は、結婚式で本当にこんなスピーチをしたらヤバイなと思いました。2番は「ある、ある!」って共感持てましたw3番ですが、3番の歌詞もそうですが、歌の途中で武田鉄矢さんが「ちょっと待て」と慌てる素振りも笑えます。この歌を作った武田鉄矢さんは本当に天才だなって。「少年期」や「母に捧げるバラード」のような泣ける歌も作れるかと思ったら、大人の悲哀をコミカルに描いた曲も作れちゃうのだから。

 

海援隊のメンバーが若い時の動画をみたのですが、武田哲也さんがソウルフルにこの曲を歌っていらして、まるでウルフルズのトータス松本さんのようでした。「うたコン」にご出演された時も、海援隊は、この曲を歌われました。その時の武田鉄矢さんは年齢のこともあって控えめながらも味のある歌唱をされてました。

 

西城秀樹さんのシングル「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」をテレビで2、3回観た武田鉄矢さんが振り付けをみて驚き、「これは絶対ヒットするな」と思い、人文字振り付けの部分をマネしようと考えていたら、「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」と同じ、両手を使って「J」「O」「D」「A」「N」とアルファベットを一文字ずつ表現する振り付けを思いついたそうです。武田鉄矢さんも、ひょっとしたら西城秀樹さんに怒られるんじゃないかって、対談したら当の西城秀樹さんはバカ受けだったそうです。それで、武田鉄矢さんもホッとしたといいます。つまり、この曲は「ヤングマン」に触発されて、武田鉄矢さんがお作りになった曲なのですね。

 

あ、だからか。長年の謎がとけた。以前に「ものまね王座決定戦」でたけし軍団がご出演され、井手らっきょさんが西城秀樹さんの物まねで「ヤングマン」を歌われたのです(これがめっちゃ似てる)。その後ろで松尾伴内さんが、武田鉄矢さんの真似で錆wじゃなかったwサビの「YMCA]を「JODAN」って置き換えて、振り付けしながら歌ったのですね。当時高校生の僕はなんで「JODAN]なんて言ったのだろうってわからなかったです。でも、「JODAN JODAN」という曲を最近になって知り、また{JODAN JODAN」が「ヤングマン」の影響を受けて作られた曲だとネットで学んで納得できました。