にせ減税
衆議院解散総選挙が近いのか、岸田政権は、減税をちらつかせている。
来年、大型増税がいくつも用意されているのに。
こういうのを、「嘘つき」と言う。
岸田政権が増税を進め辛いのは理解する。
なにしろ、長期に渡った安倍政権下で、徹底的な増税が推し進められたからだ。
国民負担率が、40%から、50%へと、驚くべき増税を、安倍政権は断行したのだ。
だから、岸田政権への増税に対する風当たりが強くなるのは当然だ。
上げづらい。
分かる。
そこで、目眩ましの、「減税」発言だ。
実際、減税する気など、一切ない。
今や、政府の金の使い方は、めちゃくちゃだ。
なぜなら、毎年の予算に対する見直しを一切していないからだ。
普通の企業ならば、放漫経営で、すぐに潰れてしまうようなことを、政府は平気でやっている。
政治と官僚組織の劣化。