​採用活動はペルソナに向けて


飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させるNEXT5コンサルティングの雑賀です。

飲食店の求人市場は年々厳しくなっています。ただでさえ人手不足が深刻な業界で、従来の「時給〇〇円、まかない付き、シフト応相談」といった条件ベースの求人では、応募数が伸びなかったり、採用できてもすぐに離職されたりするケースが後を絶ちません。

そこで注目されているのが 採用マーケティング です。つまり、単に「人を募集する」のではなく、「求職者に選ばれるための戦略」を立てること。しかし、多くの飲食店では 「求職者のペルソナ設定」 に対してまだ抵抗があります。

ペルソナ設定=求職者の本音を知ること

「ペルソナ設定って何? そんなの必要?」
「うちは誰でも歓迎だから、そんなこと考える必要ある?」

こうした声はよく聞きます。でも実際には、「誰でも歓迎」では、誰の心にも刺さりません。求職者の立場に立って、「なぜ前の職場を辞めたのか」「今どんな不満を抱えているのか」「どんな職場を求めているのか」 を考え、自店がそれにどう応えられるのかを明確にすることで、より響く求人が作れるのです。

求職者は何に困っているのか?

例えば、飲食業界の求職者が抱える不満にはこんなものがあります。
シフトが不安定で収入が読めない
休みが取りにくくプライベートが犠牲になる
人間関係が悪く、店長や先輩とのコミュニケーションが苦痛
成長できる環境がないため、未来が見えない

こうした悩みに対して、自店ではどんな解決策を用意できるのか? それを求人情報の中で明確に伝えれば、「この店なら働きたい」と感じる人が増えます。

具体例:響く求人の作り方

【一般的な求人】
「時給1,200円、まかない付き、シフト自由、駅チカ」

【ペルソナを意識した求人】
「シフトの融通が利くから、安定して稼ぎたい人も週2日だけ働きたい人もOK! 休み希望はほぼ100%通ります。未経験でも先輩が優しくフォローするので安心して働ける環境です!」

たったこれだけの違いでも、求職者が受け取る印象は大きく変わります。

ペルソナを理解すれば、採用の質が変わる

飲食店の採用で重要なのは、単に応募数を増やすことではなく、「長く活躍してくれる人を採用すること」 です。そのためには、求職者の立場に立ち、「このお店なら自分の悩みが解決できる」と思ってもらえるような求人を作ることが不可欠です。

採用マーケティングの第一歩は、「求職者のペルソナを設定し、何を求めているのかを深く理解すること」 から。ぜひ、今日から求人の書き方を見直してみてください。