3連休の初日である10/10に、大阪は泉佐野市と泉大津市の秋祭りのだんじりで事故

があり、合計2名の死者、16名の重軽傷者が出たとのこと。

連休の間、旧メディア(新聞・テレビ)の報道はほぼ見ていなかったので、オレは

この事故をX(旧Twitter)での幾人かの人たちの発信で知った。

オレの感想としては、お亡くなりになった方や怪我された方にはお悔やみ・お見舞い

申し上げる一方で、まだこんなことやってるのか、というのが正直なところだ。

 

大阪南部のだんじりは、数年に一度、死亡事故が起こる。オレは大阪でも市内在住

で、南部の祭りには特に興味も関心も無いが、それでもたまに地方ニュース等取り

上げられ、そのたびに「伝統の勇壮なお祭りも、きちんと安全を確保してやってほ

しいですね」的なコメントと共に事故が報じられてきた記憶がある。

過去の事故発生に対し、これまでにどういった安全対策が取られてきたかは知らな

いが、定期的に発生し続けていることには、驚きというより呆れの感情が強い。

そういう感じ方をしているオレは変なのだろうかと思っていたが、今回、Xでの様々

な発信を見ていると、繰り返される事故への呆れはもちろん、だんじりに関連して

地元で行われていることについての疑義・告発のような内容が相当数あり、地元でも

反発の声は多いことが良く解った(SNS時代はそれが可視化されるのが面白い)。

 

だんじりに対して批判的な地元の声としては、

・近隣店舗への花寄代の徴収があり、断ると嫌がらせを受ける

・学校内で花寄代の徴収があり、断ると嫌がらせを受ける

・祭りの準備の寄り合いでは未成年飲酒が常態化

・だんじり協力しない学校の「優等生」は嘲笑の対象となり、協力するヤンキーは

厚遇される。

などなど、地域社会のイヤな部分を煮しめたような話題が尽きない(花寄代を断っ

た場合の嫌がらせについても様々記載があったが、暴力沙汰や恐喝など、洒落で

済まないような内容も結構ある)。

発信されている情報の全てが真実かはオレには分からないが、学生時代からの友人

で岸和田出身のヤツ(勉強熱心な優等生だった)と過去に会話した際、地元の雰囲

気が嫌いで、地元から離れるために受験したといった話を聞いたことがあり、今回

の発信を聞いて、成程と思えた。

 

SNSの発達により、情報の民主化が進んだ結果、旧メディアがあまり報道しないよ

うな情報が多く取り上げられるようになった。

国際情勢や政治について、旧メディアが自社(やスポンサー、あるいは背後の権力)

の意向に基づく「角度の付いた情報」を出していたのは分かるが、今回のだんじり

事故の背景にある地域社会の問題があまり取り上げられなかったのは何故なんだろ

うな。単にバリューが無いというのが妥当なところだが、そういった姿勢も含め、

旧メディアに対する信頼度は、ますます下がって行くんだろうね。