9/22(日本時間では9/23)に行われた高市総理の国連演説に関する旧メディアの報

道は、毎度のことながら歪んだ内容だったので、メモしておく。各社の見出しは下

記の通り。

 

朝日新聞:高市首相が国連で初演説 米のICC制裁に言及せず「法の支配」強調

毎日新聞:高市首相、国連演説で「ICCを一貫して支持」米制裁は触れず

日経新聞:高市早苗首相「法の支配は挑戦に直面」国連演説、ICCへの支持表明

読売新聞:高市首相、国連演説で「法の支配」訴え...中東諸国のエネルギー供給

     で支援策に言及・国連改革も主張

産経新聞:高市首相、国連演説で「旧敵国条項の早急な削除」要求へ 国連安保

     理の変革も訴える意向

時事通信:高市首相、ICC「一貫して支持」 米制裁には触れず―国連演説

共同通信:首相「ICC一貫支持」 軍国主義に反論、国連演説へ

 

との内容。

これらに対し、高市自身のX(旧Twitter)での発信を基に演説のポイントをまとめ

ると、

①国際情勢について

・中東情勢の早期沈静化に向けて外交努力を続ける

・北朝鮮の非核化と日本人拉致問題の解決

・力による現状変更は認められない。ICJ、ICC、ITLOSなどの国際裁判所を支持する

②国連に関して

・グローバルサウスとの連帯

・気候変動対策に日本の知見で貢献する

・旧敵国条項の削除要求

 

各社、偏っていることが良く分かる。読売、産経あたりは多少は日本の国益を踏まえ

てまとめているので赤点ではないが、ICCへの米制裁云々といっているいつもの左巻き

共は本当に歪んでいるな。日本の総理が国連演説で、安全保障上の最大の同盟国を

名指しで非難するわけないわなあ(されても困る)。むしろ、ギリギリの線を狙って

発言しているのは立派ではないか。

また、旧敵国条項の削除要求は、日本のメディアなら大きく取り上げておかしくない

内容だが、それを見出しにしているのが産経1社というのも異常。この数年、新聞の

発行部数やテレビの広告収入が激減しているのも当然だと思う。

 

ただ、オレが高市の演説を聞いて気になるのが、やはりグローバリズムとの距離感

だ。オレは高市政権を「消極的支持」している。支持の理由は、積極財政の採用と、

中国との距離感、公明党の距離感だ。

一方で、グローバリズムとのかかわりには疑念があり、積極的に支持をする気持ち

にならない。具体的には、移民(特定技能制度)への歯止めをかけないのか、再生

エネルギーへの歯止めをかけないのか、国連はじめとする国際機関との距離感に問

題があるのではないか、といった点だ。

 

今回、同じく国連演説で最高だったのがアルゼンチンのミレイ大統領で、現在の国

連を指して「善意の官僚を装った傲岸不遜な寄生虫階級(特権階級)を肥やすだけ

の無用な組織」と評した。

乱暴に見える言葉だが、実にその通りの指摘ではないか。日本でも、この通りの

組織や人物が、いくらでも目に浮かぶ。高市が今後、そういった連中の掃除に取り

掛かるのであれば積極的に支持するが、今後、どうなっていくだろうか。