昨日の日記で、日経新聞が2/22に、先の衆議院議員選挙において、X(旧Twitter)
で、中国系の約400のアカウントが、組織的な反高市工作を行っていたと報道した
ことを取り上げ、旧メディアで後追いするところがあるか?と書いたが、1日後の
2/23に、読売新聞が似たような報道をしていたので、メモしておく。
読売の報道では、ジャパンネクサスインテリジェンスの調査結果として、衆院選公
示前(1月中旬頃)から、約3000のアカウントが高市や日本を批判する内容を投稿・
拡散しており、それらが中国系によるものだと報じている。
日経・読売と旧メディア2社が続けて報じたのは、世論の動向を見て、多少なりと
も報道姿勢を改めるということなのか。それとも、中共寄りでも報道せざるを得な
いほどに中国からの工作が多すぎる・あからさますぎるのか。
さて、表題について。
『ひどい民話を語る会』(京極夏彦、多田克己、村上健司、黒史郎著)読了。
昨年の末頃に、タイトルに惹かれて購入したものの、その後、なかなか読み進める
ことが出来なかったが、ようやく読み終えた。
元は雑誌『ダ・ヴィンチ』の対談記事だったものが単行本化されたもののようだが、
オレは『ダ・ヴィンチ』を買ったことが無いので(ひょっとすると読んだことも無
いかも)、完全に初見。4人の著者の中では、京極夏彦のみ知っているが(高校か大
学か忘れたが、学生の頃に『姑獲鳥の夏』と、ほか1、2冊読んだ記憶がある)、他の
3人は知らなかった。
完全にタイトル買いだったので、京極他3名が、変わった民話について語り合う内容
だろうと想像していた。オレ自身、学生時代に民俗学に憧れて民話や昔話、各地の
伝説についての本を結構読んでいたことがあり、これは面白そうだなと。
で、本書を読んでみると確かに「変わった民話について語り合っている」のだが、
ちょっと想像と違ったなあ。
興味深いことを語っている部分も無いことは無いのだが、半分程度がウンコとオナ
ラが題材の民話について嬉々として語っていて、何だかなあと思った。
オレはお笑いは好きなのだが(面白いものであれば)、ガキの頃からウンコとかオナ
ラで笑いを取りに行くのは、余り好きでは無いんだよなあ(本書のタイトルは「面
白い民話」ではなく「ひどい民話」なので、看板に偽りないのだが)。
ただ民話と言うものが、現代のような様々な情報が飛び交う以前の世の中で、日々
の食糧確保も簡単ではない中で、囲炉裏端で一般人が語ってきたような話と考えれ
ば、そうそう面白い話などるわけがないのだ(物質的な余裕がある現代の漫才でも、
本当に面白いものは、ほんの一握りだ)。
そんな中で、ユーモアの才能も無い人間が笑いを取りに行こうとした場合、安易に
ウンコとかオナラに頼ろうとした話が相当数あり、その一部が民俗学者などに採集
されて今に残っているのであれば、それはそれで価値あることなのだろう。
なお、取り上げられた民話で一番、面白かったのは、新潟県小国町の民話『乳飲む
爺さ』。内容は、若い娘が外出したところ、汚い爺さんが「乳飲みてえ」とか言いな
がら歩いていたので、やさしい娘は「オラのを飲みな」と飲ませてやったところ、
爺さんがお礼に包みをくれて、開けるとお金がいっぱい入っていた、、、とのお話。
民話というより、不審者情報と言うかパパ活と言うか、クソみたいな話なのだが、
なぜこれを語り継ぎましたかね?というところが面白かった。これも民話の懐の
深さ、、、なのか。とっぴんぱらりのぷう。