『蘇るPC-9801 珠玉の名作ゲーム列伝 シミュレーションゲーム編 Vol.2』(須藤
浩章編)読了。昨年10月に発売されたVol.1に続き、思わず2冊目も買ってしまった。
Vol.1では1982~1991年に発売されたタイトルが収録されていたが、Vol.2では1992~
1997年発売のタイトルが取り上げられている。
最初の2冊がシミュレーション編ということは、今後、アドベンチャーゲーム編だの
ロールプレイングゲーム編だのダラダラ続くのは必至で、全部買い揃えるとなると
結構、金がかかるなあ(大して読まないのにこういったシリーズに手を出して無駄
遣いするのは毎度のことである)。
この手のカタログ本は熟読するというよりは、ざーっと読むのだが、前回のVol.1に
比べ、Vol.2ではエロゲーが随分と増えたなあというのが最初の印象。確認したとこ
ろ、Vol.1に取り上げられたエロゲーは片手で数えるほどだったが、Vol.2では20本
程度となっている。
オレの体感的にも、80年代末期から、発売されるPCゲームにおけるエロゲーの割合
が増えた記憶があるから、そんなものなんだろうな(初期のエロゲーは、アドベン
チャーやパズルが多かったが、作り手側の練度が上がってシミュレーションが増えた
という側面もありそうだ)。
本書で取り上げられているタイトルで思い出深いのは、やはり『天下御免』だな。
以前の日記でも書いたかもしれんが、元禄時代の商人になるゲームだ。
薬屋プレイでアユタヤから麻薬を密輸して儲けたり、定期的に踏み込んでくる目明し
を賄賂で黙らせ、貯めた金で吉原の太夫を落籍したりするヘンなゲームだった。
太夫と結婚も出来るが、結婚した後も女郎のビジュアル(頭に金の棒が何本か刺さっ
てるアレ)で出てくるのが、子供心に違和感だったが。
あと、この時代のパソゲーはだいたい知っている自信があったが、本書で取り上げら
れたタイトルのうち、『風よ 翼よ、愛あるところへ』は知らなかった。鳩を交配、
育成して鳩レースに挑むゲームとのこと。めっちゃ面白そうやんけ。
パソコンゲームと言えば、やはり大阪日本橋を思い出す。オレがガキの頃、じいち
ゃんの経営する会社が日本橋近くにあったので、80年代半ば頃から日本橋~恵美須
町のあたりをウロついているが、町並みは時代と共に大きく変わった。
初めて行った頃は、電気街だったが、その後、パソコン街→パソコンソフト街→
ゲーム+アニメ街→メイド+裏ビデオ街→ワンルームマンション+インバウンド向け
ホテル街と変遷しているように思う(どんどんしょうもない街になっているが、、)。
ちなみにじいちゃんからは、戦前の日本橋~恵美須町は、古本屋街だったと聞いた
ことがある。今は無き大阪球場近辺には多くの古本屋があったが、戦前の名残だった
のかな。
本書で取り上げられている92年~97年は、パソコンソフト街→ゲーム+アニメ街に
移行する頃で、あの頃が一番面白い街だったな。今後、どんな街になっていくのだ
ろう。マンションとかホテルだと建て替えしにくそうだが、今のまま固定化するのは
ツマらなくて嫌だなあ。