今日、X(旧Twitter)を見ていて思わず笑ってしまったことを書き留めておく。
Web上の大炎上案件というわけではなく、題材自体がマイナーなこともあり、一部
でプチ炎上してるレベルかな。内容はBS-TBSの『報道1930』に関するお話。
番組中で、「高市政権に期待することは?」とのインタビューに御年91歳の一般女性
が答えて「何もないね。何言っても無駄だよ、もう希望はない何も。みんな言ってる
もん。もう年寄りは用はないんだわって。年寄りはさ、医療費ばっかりかかるし、も
う年寄りは死ねってことだねってみんな言ってる」
「4万円もらえるから、選挙行こうって友達みんな誘ってね。それで選挙に行ったの
にみんなパーだから。もうがっかり。もう選挙に行かないよ。我々ね、来年会えない
かもしれないけど、いい洋服買って、おいしいもの食べに行こうねって言ってたんだ
よ、それもかなわないねって」と発言したことについて。
ここまでは、ああ現役世代に支えられながらこんな下劣な考えのお年寄りもいるん
だなあ、こういった強欲な人間が高齢者のイメージを悪くしているんだなあ、程度
の話なのだが、SNS時代には、これを深堀する人間がいて、拡散してしまうのが面
白い。
まず、インタビュー中に同女性の部屋が映されるのだが(自宅でインタビューを受
けている)、この際に映り込んだ仏壇が創価学会のものであるとの指摘が出て、一
般女性と言いながら、創価学会員が公明党寄りの発言をしているのではとのツッコ
みが入る。その後、仏壇の価格を廻って反創価学会派と創価学会員と思われる人間
が罵倒し合いながら高額なものだ、いや、安価で買えるものだと言い合っている姿
は面白かった(結局、オレには本当の価格は解らなかった。ただ周囲の反応を見る
に、人間は信じたい方を信じるのだなあと思う)。
またその後、同女性が3年前に毎日新聞の記事でもインタビューに答えていること
が発見され、「この人、一部メディアの御用市民では?」とのツッコみや、同記事
に住居であるマンション名が記載されているのだが、それなりに良い住居というこ
とで、「そんな人間が¥4万について意地汚いことを」とのツッコみも入り、改めて
SNSってすげえなと思う(※なお同女性は本名かどうかは分からないが、番組では
名前も出ている)。
政治的に偏った意見を出せば、SNS上で調べる人間が出てくることは予想できると
思うのだが、旧メディアは何を考えて、いまだにこういう手段を使うんだろうね。
SNS上でバレたとしても、旧メディアを信じる年寄りが少しでも影響を受ければ
良いや、くらいの考えなんだろうか。そうだとすれば、またヤケクソな、、、。