『蘇るPC-9801 珠玉の名作ゲーム列伝 シミュレーションゲーム編 Vol.1』
(須藤浩章編)読了。
この手のレトロゲーム紹介本は、売っているのを見つけると、つい買ってしまう。
本書の出版社であるメディアパルは、過去にも『OLD GAMERS HISTORY』や『OLD
GAMERS白書』のシリーズを出しており、それらも書庫のどこかに眠っているはず。
メディアパル以外にも、ジーウォークや三才ブックスあたりも同じような商売をし
ており、そんな本を幾ら買ったところで目新しい情報などほぼ無いのだが、それでも
何となく買ってしまうのは、ガキの頃に欲しいゲームをあまり手に入れられなかった
人間の業としか言い様がない。
本書はVol.1ということで、1982~91年にかけて発売されたシミュレーションゲーム
を取り上げている。1章が1982~85年、2章が1986~87年、3章以降は1988年以降を
1章=1年で取り上げている。
今回、改めてざっと見直すと、オレの記憶が鮮明になるのが1989年以降ということ
が良く分かった。1988年以前のゲームでも、プレイしたものは幾つもあるのだが、
89年は『信長の野望 戦国群雄伝』『天下統一』『斬 陽炎の時代』『提督の決断』、
90年は『ポピュラス』『三國志Ⅱ』『機甲師団』『機動戦士ガンダム クラシックオペ
レーション』などなど、PCゲームに目覚めた頃、親に隠れて集めて遊んだゲームが
目白押しで、本をパラパラめくっているだけで楽しいな。
この手の本の中ではジーウォークの『PC-9801 パーフェクトカタログ』が98で発
売されたゲームを全て網羅するという狂気のコンセプトで面白かったが(上下巻。
しかも下巻はエロゲーだけを紹介するという滅茶苦茶さ)、いかんせん、対象が多す
ぎてジャケットやゲーム画像が小さく見にくかった。
その点では、本書は紹介タイトル数は少ないものの、画像の大きさやパターンは幾
つかあって良かったな。『提督の決断』や『クラシックオペレーション』など、移植
されていないものは、脳内にしか情報が残っていないので、本当に懐かしい。
『提督の決断』が移植されないのは、コーエーの中国だか韓国への政治的配慮と聞
いたことがあるが、米中のデカップリングも進む昨今、思い切って移植してくれね
えかな。攻撃目標の都市を御前会議で決めるのだが、バカ陸軍が開戦直後にニュー
ヨークを攻めろとか狂ったことを提案してくる、とても愉快なゲームだったな。
本書を読んで、やはりプロジェクトEGGを始めるべきかと、改めて懊悩しているの
だが(年に数回懊悩するが、まだ始めていない)、久しぶりにWebサイトを見たとこ
ろ、『銀河英雄伝説Ultimate Collection』というPC98からのPCゲームのシリーズ5作
の復刻版のセットを26年に発売するらしい。やばい(何が?)。¥19800だそうだ。