江藤拓農相が講演会で「コメを買ったことはありません。支援者がたくさんコメ

をくださるので、売るほどあります」発言して更迭された。

これ自体はクダらない話というか、頭の足らない政治家が能力相応の発言をして

叩かれただけのことなので、大して騒ぐほどではないと思う。

本当の問題は、このクダらない騒動は取り上げる新聞・テレビなどの旧メディア

が、江藤以上にもっと深刻な問題であるはずの石破の諸問題を、ほとんど取り上

げないことではないか。

 

例えば先々週から週刊文春が取り上げている石破の3千万円の闇献金疑惑。文春に

書かれようが、翌週に闇献金を告発した人間(石破の長年の後援者)が会見を開

こうが、それでも無視している。

玉川や宮根はじめ旧メディアは、安倍晋三に対して行ったように、もっと狂った

ように叩くべきではないのか。

そもそも石破本人が自民党の不記載問題に対しては「徹底的な説明責任を」など

と発言しておきながら、自らの疑惑にはマトモに説明もせずに逃げ切ろうとする

品性下劣さには閉口するが。

 

また、石破が5/19の国会答弁で「わが国の財政状況は間違いなく、極めてよろし

くない。ギリシャよりもよろしくないという状況だ」と述べたが、これについて

も旧メディアの取り上げ方は大きくない。

はっきりいって、江藤のゴミみたいな発言を、はるかに超える内容だ。完全なデ

マゴーグ、悪質さで言えば、江藤発言など比べ物にならない。

財政状況は資産と負債のバランスで見るという当たり前のことをせずに、内閣と

しての正式答弁でデタラメを言う。しかも、国際的な信用にも関わる話だ。

江藤の発言を叩くのであれば、石破のこの発言は、もっと強烈に叩かないと間尺

が合わないではないか。

 

ただこうしたダブスタも、財務省の立場で補助線を引くと、納得できる。

現状、石破を支えているのは、旧メディアを情報源にしている高齢者と低能が

ほとんどだ。石破をコントロール下に置いている財務省からすれば、石破を支持

しているこの層を、引き付けておく必要がある。

旧メディアしか見ていない情報弱者である高齢者・低能も、さすがに最近、米価

が騰がっていることは理解しているので、これらの層を不快にさせた江藤は処断

された。

一方で、日本とギリシャの財務状況比較などは高齢者・低能には分からない上、

そもそも石破のコメント=財務省のウソ説明なので処断する必要はない(高齢者

の中で多少、頭を働かせる連中もいるが、そういった連中は「責任ある財政論」

を容易に信じるのでコントロールができる)。

 

今後、石破内閣で処断される閣僚・議員がいるとすれば、恐らく、ワイドショー

的に叩きやすい者のみになるだろう。例えば不倫とか、自然災害被害者への舌禍

とか、大局的にはどうでも良いような内容のみ追及されるはずだ。

一方で、財政に関しては、財務省見解に沿った発言をしていれば、内容がデタラ

メだろうが乱暴な表現だろうが処断はされないはずだ。

また、夏の参院選に向けて、ワイドショー視聴層(高齢者・低能)が喜ぶような

政策が実現されるだろう(多少なりとも政治のことを真面目に考える人間にとって

は全く喜べない政策)。

例えば、中国から新たなパンダが貸与されるとか、米とか地域振興券の支給等だ

ろうか。江藤の後釜が政界のパンダ(見世物):小泉進次郎であることも示唆的

ではないか。

 

どうも最近の政治のことを考えていると、精神状態が悪くなるな。夏の参院選が、

この国の未来にとって良い結果になりますように。