朝の検温は37.6

頭痛と火照り。これが無くなれば眠れるのにね。

でも今日は娘と息子が来るからへこたれちゃいられない。

朝のトイレ後、抗生剤の点滴を終えて、朝食は少し遅めに部屋へ運んでもらう。

レンタルパジャマは昨日から上下のものにしてもらった。入院前にバッサリとショートカットのヘアスタイルにしたので過ごしやすい。

今日はいつもより身ぎれいにしよう化粧品

 

昼食は食堂にて、肝臓がんで抗がん剤治療をしている方と一緒に食べた。

病気は違えど「窓から見える風景のあちら側はたとえ野良猫でも羨ましいわよ」と仰せの横顔は何故か逆に美しかった。

ご自身の財産の相続分も公証役場で遺言状を用意したりされたらしい。お仕事も最近までバリバリされてる雰囲気が伝わってくる。

チューブだらけの彼女は、部屋に食事を運んでもらわず、必ずや食堂まで自力で車椅子を押してきて、片づけも自分で行い、箸やスプーンを洗って病室へ帰って行かれる。

周りの他の患者さんを気遣い、言葉かけしたり、踏み込まない一線も心得ていらして、どんな所にも人生の師のような人がいるもんだと思った。

彼女いわく「病気になったら見舞われずに、静かにそっとしておいてほしい、、」まさに私の気持ちだった。たとえそれが家族だったとしても、いえいえ家族だからこそ、迷惑をかけたくない、かけられない、そんな思いで家族の面会の日となった。

 

昼食後、主治医のお弟子さんのような女医さんが傷を見てくれて特に問題なしとのことで回診終わり。

ほどなくして次男と娘を夫が連れてやってきた。「痩せたわ~」と娘の第一声。そりゃそうよ、拷問だったんだから手裏剣

ベッドの横に立って見せたら驚かれた。「うわ~うわ~立てるのぉ??」

なんだろ、成人した子供たちを目の前にしても、まだまだこの子たちの母親業が終わってない気がして、しゃきっとしなきゃ~ってなる。

娘の就活の話や息子の会社の話をいつも通りにして、夫がそれを退屈そうに聞いて、いつもの我が家の雰囲気が私に活力をくれた。

リハビリ含めて、今日は消費カロリーが多かった。

夕食は初めて完食し、就寝前の検温で初めて36.9まで下がった砂時計

抗生剤打っておしまい夜の街