人が人生で心に残っていることは
本気で、熱を持って取り組んだこと。
死ぬ瞬間に振り返るとそれ以外は
思い出せないんじゃないかなって思う
先月、1人の女子大生が新潟県で
アルティメットスクールを主催してくれて
講演してきました。
※アルティメットスクール
http://www.ultimate-school.com/
彼女は以前からフットワークは軽く
成長意欲もあったのですが、
学んでも学んだまま、
学んでも行動に移せずにいて、
「情報デブ」の傾向がありました。
そんな彼女が、
今までの自分を変えたくて
経験も自信もないけど
イベントを主催するという形で
行動を起こしたんですね。
もしかすると、彼女にとっては
人生で初めて主体的になり、
人生でMAXに頑張った
経験だったのかもしれません。
キャパオーバーになり、
何度も心が折れかけ、
泣きながら電話してきたことも
たくさんありました。
僕も、何度も助けようかなと思ったし、
有難い依頼だったけど、
断ろうかなとも思いました。
でも筋トレだって、乳酸が溜まってきて
キツイ時に頑張るから筋肉がつきます。
人生もキツそうな時に、
もうそこでいいよ~って言うことが
本当の優しさじゃないし
本当にその人の為になるわけじゃない。
2年以上付き合いがある子ですが、
初めて自分から「やりたい!」って
主体的になった瞬間だったので、
その想いを汲み取って
陰ながら応援しようと思いました。
「自分主体で何かする」ってことの
難しさや孤独さも感じたと思いますが
無事終えた時の、
表情や目つき、言葉の力強さから
自信がみなぎっている感じがして
久しぶりに人が変わった姿を見ました
人はキャパオーバーになって
はじめてキャパが増えるってことを
改めて感じることができました。
でも、その彼女を見て思ったのは
やり切ったから
人生が変わっていったんじゃなくて、
「やる!」って決めて
実行していく過程の中で
起きた出来事や出会った人が
その後の人生を変えていったんだよね。
「応援したくなる人」とは、
決して「できる人」ではありません。
できなくても一生懸命
がんばっている人です。
「応援したくない人」とは、
決して「できない人」
という訳でもありません。
やれば出来るのにやらなかったり
フテ腐れたりしている人です。
決して器用とは言えないけど、
間違いなく彼女は
「応援したくなる人」です。
こういう瞬間があるから
「教育」はやめられないんだよな~