ひゃくたろう音楽日誌 -5ページ目
ラ・ラ・ランドを見てきました。素晴らしい映画でした。一緒に見に行った女房はビミョーな映画という評でした。
ちまたの評価も二分しているようです。確かにこの映画を恋愛ラブストーリー的なヒューマンドラマとして見てしまうと確かに安っぽいかもしれませんね。
 
しかし、音楽好きにはたまらない作品だと思います。
これは私なりの解釈ですが、主にアメリカで発展した現代の音楽の起源は、ジャジーであることとダンサブルであることとは切っても切れない関係にあり、その2つの要素がぶつかり合いいろんな化学反応の起こした結果、ロックンロールやファンク、R&B、フュージョン、ラップなどのいろんなジャンルの音楽が派生的、発展的に誕生したのではないかと思っています。
 
皮肉なことにこの現代音楽の基本ともいえるジャズとミュージカルという2つのアメリカのベーシックエンターテイメントが今や人気なく、商業的にどんどん衰退していく現在に反逆し、一石を投じたいという監督の強い熱意とメッセージのようなものを感じました。選曲もオーソドックスながら素晴らしく、アメリカ映画らしい単純なハッピーエンドサクセスストーリーでもなく、ビタースウィートなエンディングもとても心地よいですね。