僕は2010年1月にバイク乗車中に後方から大型トラックに追突され、対向車と正面衝突する交通事故に遭い、中途障害者となりました。

今は、外出先では電動車椅子を使用しながら生活しています。

 

ケツメイシの「手紙~あれから」という曲をお聞きになったことはありますか?

 

 

この曲のサビの歌詞に「10年前の僕たちへ今を伝えよう、やるべきことはそれなりに手を抜かずにやってきたから心配ないぜ」という歌詞に勇気をもらいます。

あとは、「もうあれから10年、どうあの頃の風景、環境これからも変わるだろうがまた多くを学ぶだろう」という歌詞も、「無我夢中で走り続けた10年、今ならわかるから君に言うぜ、その努力ならば裏切らない、近道はないからやるしかない、その経験は無駄じゃないどれも」という歌詞も、「たぶん人生は最高で最低、1,2,3年じゃわかんない、10年経ってもそれは変わんない」という歌詞にも。

要は全部いいってことで。笑

 

10年前って言ったら、今振り返れば、まだ事故ってから間もなくて、けど、「4月から大学に復学だぁ」って準備していたな。

当時はまだ身体の状態もまだまだ不自由だったなぁ〜。

その時はその時で色々不安だった。

今ではフツーに処理しているトイレ事情のことが1番不安だったなー。

けど、ケツメイシの歌詞にあるように、「やるべきことはそれなりに手を抜かずにやってきたから心配ないぜ」って言える。

 

前に見つけたmixiに書いてあった自分の非公開設定にしてた日記に

「未来の自分に期待するんじゃなくて、過去の自分に感謝できるように生きたい」って書いてあった。

最近、聞くようになった「VOICY」でのトークテーマが「10年前」だった。

今の生き方はどうですか、未来のオレ?

 

僕が事故に遭ってから漠然と思っていることを書道の作品として形にしてみました。

それは、「・と―」というもの。

「・と―」の解釈は人それぞれでいいと思います。

ただ、「―」は「・」が絶え間なく連なることで、「―」になる。

 

僕の解釈は「時間」という目には見えないものを図式化した作品だと思っています。

例えば、「・」が1秒だとすれば、「・」が60個集まって、「―」は1分となります。

1分の「・」が60個集まって、1時間となります。

1時間の「・」が24個集まって、1日となります。

1日の「・」が365個集まって、1年となります。

1年の「・」が何個か数十個か集まって、人の1生となります。

 

色んな機械も様々な部品一つ一つ(・)が組み合わさることで、それぞれの製品の「―」になるし、

団体、集団、企業、チーム、っていう「―」も一人一人の「・」が組み合わさることで、それぞれの「―」になる。

 

僕は自分の人生の中で、後方から大型クレーン車に追突され、対向車と正面衝突する交通事故に遭いました。

それから病院に緊急搬送されました。当時の心拍数は、190~200近くまで行っていたそうです。

そんな時“点”があったようです。

 

アップルの創設者のスティーブ・ジョブズも「点と点のつながりはわかりません。後で振り返った時に気付くのです」とスタンフォード大学での祝辞でお話しされていますね。

スティーブ・ジョブズが「点と点」なら、僕は「点と線」で!

僕らは時代の最先端を生きてるんだぜぃ!笑

 

「現実」はみんなで「実現」してくんだ!

(縦横どちらへも成り立ちます)

(ジャパンタイムズに書いてありました)