こんばんは。
今日は、ようやく読み終わった
「流浪の月」の感想を書こうと思います。
 今年5/13に映画化し、本屋大賞も受賞した作品。

 正直なところ話すと…
本当に読むのがしんどかった。
 内容は重く、それに自分自身気分が下がりがちな状況なので、
更に気分が下がっていく一方だった…
そのため、途中で読むのを辞めてしまう日が多かった。

 ざっくりしたあらすじ。
主人公(女性)の父親が亡くなり、
その後主人公を置いて母親が恋人と共に蒸発…
 それ以降、主人公は人生に窮屈さを感じるようになる。
ある日主人公が小学生の頃、
公園で会った19才ほどの男性に出会う。
その男性は子供の間では、常に自分達が遊んでいるところをみているから
「ロリコン」「危ない人」と注意人物扱いされていたが、
主人公からすると
「同じような人なのかな」とむしろ肯定的な印象を持っていた。
 なんやかんや、その男性と一緒に暮らすようになり、
すぐに警察にばれ、関係を引き裂かれ…
 その十年後程。偶然街で会い、
主人公・男性の人生がまた大きく変わっていく…

 「事実と真実は違う」ということを筆者は伝えたかったのが
ビシビシ伝わるんだけど、
途中まで本当に救いようがなくてしんどかった。
 映画も観てみたいけど、
果たして終了まで、しっかり観ていられるか怖い。
 それほど衝撃を受けた作品だった。
次読む本は、ちょっと元気になる本にしようかなと思いました。笑