リビングに設置しているコロナ製FF式輻射ストーブ。

型式が「UH-F65AVK」という床暖付きの1994年製・・・もう30年前のやつ。

 

 

ここ十数年は自室(寝室)がメインの生活の場となっているので、シーズン中に使用することはほとんどなく、今シーズンはとうとう1回も点火することがなかった。

 

頻繁に使用していた時は、上面ガードの上にやかんを乗せてお湯を沸かしたり、鍋で煮物したりしていて、その時の吹きこぼれの痕跡がそのまま残っている。

 

 

ちょっときれいにするか、ということで取説を参考に各部のメンテナンスを実施。

まずは、

<定油面器のストレーナの掃除>

灯油の元バルブを閉じる。

左側面のカバーを矢印2か所のネジを外して取り外す。

 

 

灯油受けにカットしたペットボトルを置き、ストレーナの掃除口下に厚紙を差し込こんで矢印のネジを外す。

定油面器の汚れた灯油やごみが全部流れ出たら、ストレーナを引っ張り出す。

きれいな灯油の中でストレーナ、ゴムパッキンをすすぎ洗いする(水で洗わない)

 

 

<エアクリーンフィルターとエアクリーンユニットの掃除>

背面のエアクリーンフィルターとエアクリーンユニットを取っ手の部分(矢印)を上に引っ張り上げて外す。

 

 

エアクリーンフィルタ(上)とエアクリーンユニット(下)。

 

 

中性洗剤を溶かした水に浸して歯ブラシで汚れを落とす。

汚れを落とすときに力を入れすぎてエアクリーンフィルターの網を破ったり、エアクリーンユニットの放電極、集じん板などを変形させないように気を付ける。

 

 

日陰でよく乾燥させる。

 

 

<冷却用送風機とファンフィルターの掃除>

排気用配管の下に付いている冷却用送風機フィルターを取り外し、ブラシなどでほこりを取り除く。

 

 

冷却用送風機のファンのほこりをブラシで静かに取り除く。

 

 

<ホットバーナーの掃除>

上部ガードを外し、燃焼筒ふた押えのネジ4本(矢印)を外し、燃焼筒ふた押えと燃焼筒ふたを外すと中ふたが見える。

 

 

中ふたに取り付けられたスケルトンをガラス円筒に当てないようにして、取り外す。

燃焼リングを半時計方向に回して取り出す。

最後にポットバーナ底部の下部調炎筒を取り出す。

 

 

ポットバーナ底部の点火ヒータ、点火しんをいためないように、内部のすすやタールをマイナスドライバーなどでかき落とし、掃除機で静かに吸い取る。

 

 

さらに布で残ったカスなどを拭き取る。

 

 

<反射板・ガラス円筒の掃除>

反射板とガラス円筒の外部・内部の汚れを水で薄めた中性洗剤を含ませた布できれい拭き取り、乾いた布で拭く。

 

 

外した部品を元通りに組み立てて、ストーブ本体の汚れも薄めた中性洗剤を含ませた布できれいに拭き取り、乾いた布で拭く。

 

 

最終の点火確認。

 

 

無事「燃焼」状態になり、だいじょうぶそう。

 

30年選手なのでいつ故障してもおかしくないが、もし故障して自分で直せないとなったら、もうこのようなFF式ストーブは買わないかなー

リビングで過ごすことがほとんどなく、十数万円かけて買い換える必要性がないので。。。