先だって、広島に行ったときに食べた広島焼き(広島の人はこの言い方を嫌がるが)が、とっても美味しかった。
食べたのは、「お好み村」というお好み焼き屋さんが集まっている4階建のビルの中の店。
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中に入ると、2階から4階がお店でワンフロアに8店舗くらい、全て同じサイズで同じ形状のようだった。
2階は一杯だったので、3階の「水軍」と「てつ平」という店に分かれて入る。入るといっても店には扉とかないので、通路を隔てて隣の店と会話や行き来は自由に出来る。

目の前の鉄板でお好み焼きが作られる。
20分くらいしてお好み焼き完成。
へらで半分に切り、さらに食べやすい大きさに切って食べてみると、モヤシが細くシャキシャキしていて美味しい。店の人によると、広島特有のモヤシらしく、普通の太いモヤシだと水っぽくて美味しくないということだった。
それから、そばが絶妙に美味しい。ソースとの相性がよい。
これで735円は安い。(実際は、ホテルから渡された券でお好み焼きはタダだったが)
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そんなんで、帰ってきてからも広島のお好み焼きをまた食べたいと思っていました。
そしたら、イオンスーパーセンター一関店のピーコック一関店で「広島焼き」のメニューを発見。
さっそく4月2日に、食べてみることにした。
広島焼きは650円。まあまあいい値段。
店員に広島焼きというと「麺はラーメンかうどんです」と言われ、さらに「うどんは最近できたんです」と自慢げに言われた。
「麺はそばじゃないんですか?」と聞くと「焼きそばじゃなく、ラーメンかうどんです」とのこと。
ちょっとがっかりした。この時点で嫌な予感がしたが麺はラーメンを頼む。

後で考えると、広島ではうどんもあったのでうどんの方が良かったかと思ったがもう遅し。
注文を受けた女性店員が自ら作っていたが、どうやら下の生地は出来上がっているものを使用するらしい。
本場の場合は、クレープのように薄く丸く生地を焼いてその上に具材を乗せていた。
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10分くらいして、完成。
既に4分割に切られている。見た目が本場のものと随分違うような。
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一口食べる。水分多くてべチャべチャ。普通の太いモヤシのため水分出すぎか。
広島の店の人が言っていた通りだ。
ラーメンは特有の味が強すぎて、合っていない。その上麺が固まってダマになっている。
具材はその他、キャベツ、豚肉、玉子焼きなどだが、具材同士が一体になっておらず食べようとするとバラバラになってしまう。
モヤシ、キャベツは何の味付けもない、煮もやし、煮キャベツの味。豚肉は、ベタベタで肉の味がしない。
生地は焼けておらず、メリケン粉の味がする。
そして、ソースのしょっぱさだけがのどに残る。全体的に水分べチャべチャで美味しくない。
というかまずい!!
金払っているから食べようと思ったが、全部食べるのは無理だった。
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こんなのをいつも出しているのだろうか?それとも今日たまたまなのか。
これで、金を取るのはあまりにも客をバカにしていると思った。

はあ、どこか近場で本場の広島焼き食わしてくれるとこないかな?