独立行政法人 国立がん研究センターが全国のがん診療連携拠点病院が登録した患者約43万人の発症部位や治療法などのデータを集計し、26日からホームページに公開しました。
パートⅢはその中から、登録されているがんのステージ分類について紹介します。
がんの拡がり・進行の程度を表す基本的に集計表は世界対がん連合(UICC)のステージ分類
に基づいて行われています。
対象は胃・大腸・肝臓・肺・乳房です。
肝がんについては、一部国内のステージ分類を用いています。
全国総計の分布としては、5部位ともステージ0~Ⅰ(初期)の症例数が最も多いですが、各臓器で状況は異なっており、
「胃がん」は、半数以上でステージ0~Ⅰ
「乳がん」は40%台、
「肝臓がん」、「肺がん」、「大腸がん」は30%台
と報告されています。
大腸癌で0期の症例数が1 割程度もあったそうです。
乳がん、肝がんはステージⅠがピークであり、ステージの進んだものは徐々に少なくなっていました。
早期に病気が発見されているためにステージⅠの登録が多いように見えますが、ステージは治療方法を検討する指標にもなるので、正確に診断される事が重要ですね。