その後、王朝実録の保管は?
きちんと整理し 箱におさめられた後、封印をし、総責任史官の
印をおし、사고(史庫)サゴと言う 王朝実録を保管する、専門の
倉庫に保管され、鍵を閉め、24時間兵士が立ち、厳重に警備しました。
とても大変な作業ですが、これで終わりではありません、
同じ物を、あと三冊作り、王宮のほかに、충주(忠州)チュンジュ
전주(全州)チョンジュ、성주(星州)、各地の史庫に、保管して行きました。
なお、この記録書は、王でさえも閲覧不可であり、
時の権力者によって、歪められる事は、一切無い
正に、朝鮮史その物であり、他に類を見ない、
貴重な、宝物であると思います!
ここでまた少し、余談ですが、
この、記録書を作成して行く過程で出た、メモ📝用紙ですが、
当然破棄して行きますが、
そのまま破棄はしませんでした、
近くの川に行き、川の水で墨を洗い落とし、きちんと乾かし、
また再利用したんですね!
貴重な紙を 無駄にせずに、再利用した、エコですね!
しかし、この記録書にも、大きな困難が待ち受けていました。
それも、一度だけでは有りません。
次回、そのお話しをして行きたいと思います。
宜しくお願いします。🤲