勉強の気分転換に、思い出したことを書いてみますね^^
わたしはど田舎のど貧乏育ちです。
以前書いたように、いま現在で実家が築80年くらいなので…
学生時代の2〜30年ほど前でも、すでに築50年ほどだったことになります💦
母から聞いた話では、昔(父の祖父)はかなり裕福だったそうです。
しかし祖父の代で事業に失敗し、財産を全て失って貧乏になったそうです…。
小学生の頃までは、まわりも似たような環境だったため、あまり何も気にしていませんでしたが、
中学生、高校生になるにつれて、
思春期というのもあり、
貧乏だとバレるのが恥ずかしくて隠してました。
古い家を見られるのが嫌で、自宅は絶対に教えたくなかったです💦
どれだけ貧乏で古い家か…
トイレは汲み取り式、
お風呂は薪焚き式(五右衛門風呂)、
エアコン無し
隙間風だらけ
…現代に、まだこんな家があるのか、
と思いますよね😅
そんな中ですが、わたしは奇跡的に勉強の理解が早く、ど田舎の井の中の蛙ではありましたが、成績は小中学生の間はいつも1番でした。
…というのも理由があって。
我が家はゲームなんて買ってもらえる環境でもなく、「りぼん」や「なかよし」の漫画も買ってもらえませんでした。
テレビは1台で、常にNHKのニュースしか見せてもらえませんでしたから。加えてど田舎。
やることが無いので、暇さえあれば学校の図書館で本をたくさん借りて読んでたのです。
おかげで、小学校の一番の読書家という表彰を受けたこともあります。
…でもね、そうは言ってもやっぱり嫌でしたよ。ゲームの話、アニメや漫画の話にはついていけませんでした。友達がそういう話をし始めたら、無意識に話題を逸らすようにしてました💦笑
で、ゲームも漫画もアニメも見られずあまりに暇すぎて、わたしは小学生の頃からかなり勉強してました。
勉強は好きだったので本当は公文とか進研ゼミをやりたかったのですが、 お金が無いからダメ、と言われたので、唯一買ってもらえた「教科書ワーク」を利用してひたすら勉強してました。
宿題は漢字1ページだけで良いところ、暇すぎて毎日10ページくらい書いていました。
計算ドリルなども、宿題以上にやりまくっていました。
いま思えばすごい小学生だったなと。笑
当時、母親からいつも言われてたんですよね。
「貧乏を抜け出すには勉強しかないよ。」
って。
小中学生の頃は意味が分からなかったのですが、成績が良いと母が喜ぶので、そのために勉強していたようなものです💦
両親とも高卒でしたし、当時はインターネットという言葉がようやく世の中に出てき始めたころ。
大学にどうやったら行けるのかも想像すらつかない状況でした。
我が家は3人兄妹で、わたしは真ん中。
高校は、学区内の公立の進学校に無事に合格しましたが、通学は片道2時間。笑(5時おきでした。)
そして、高校生の頃から奨学金の貸与を受けていました。
続きます。