泣けることの大切さ | モラハラ・言葉の暴力で傷ついた心を癒して、本来の私へ

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泣けることの大切さ

こんにちは、岩崎 剛です。

最近、音楽雑誌を読んでいて目についたBABYMETAL。

海外のいろんな、フェスティバルに出たり、この11月もロンドン公演をして、新曲を披露したそうです。


好き嫌いは別にして、すごいな~と思いました。


アイドルとメタルの新しいスタイルで、日本語で歌って、受け入れられているのです。

なにか、応援したくなってしまいますね。^^



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泣けることの大切さを、思えば僕はぜんぜん分かっていませんでした。

泣くなんてみっともないとか、弱い自分をみせてはいけないとか、そんなふうに思ってました。


これは特に、男性がそうだと思います。

男の子は泣いてはいけませんよ、男の子は、強くなくてはいけませんよ。

そうやって育てられるので、人前で泣くことは弱くてはずかしいことと、ずっと思っていました。


そして、泣きたい位つらい出来事があっても、泣いてはいけないという意識があるので、がまんをするのです。

がまんをすると、その時に感じていた感情が、表に出ずに心の中にたまります。


何度もそうやって、泣くのをがまんし続けていると、それがあたりまえで、辛いことを感じないように意識が働きます。


泣くということが、分からなくなるのです。

辛くても、泣けないですし、うれしくても泣けないのです。


感動して、泣くということが分からないのです。



感動していても、なにか感度がにぶいというか、心から湧きあがってくるものが、ないのです。


自分は、そういう人なんだと、ずっと思っていたわけです。

だから、顔の表情も暗いというか、こわばっていたのです。


心の中には、今までにため込んだ、数々の感情がぎゅっと詰めこまれていて、それがふきださないように、強力なふたをしておさえこんでいました。


そのストレスは、無意識ではありましたが、ものすごかったと思います。


そして、今年の2月に、ふたがあいて感情が出る体験をして、2時間泣き続けたわけです。

心の中にこんなものが、あったんだと気づいた時には、これでは僕が何度もうつになるのも不思議ではないと思いました。


我慢して、ずっと我慢して、さらに我慢して、そして我慢し続けていたのですから、どこかにひずみが出ます。


医療的なことは、分かりませんが、ため込まれた感情によってイライラして、ストレスを呼んで、不機嫌な状態でずっと生きていたようです。



さて、感情が出る体験をしてから、その後も何度も泣いて感情を出し続けた結果、今は感度がすごく良くなりました。^^


テレビを見ては泣き、音楽を聴いては泣き、なにか感動することがあると、すぐに泣いてしまいます。


女性のみなさんが、泣くという感覚が、やっと僕にも分かったのです。

そう感じられるようになったのも、ここ3ヶ月位ですので、今までどれだけ、感情をおさえて生きてきたのかな、そんな事を思います。


人とすれ違い表情を見ると、かつての自分と同じように、表情の硬い方を見かけます。

人が本来持っている、その人らしさを封印してしまっているかもしれませんね。



かなしい時に、泣いて感情をはきだすことは、きっと自分らしく生きるために、大切なことだと思います。^^