こんにちは、紺田です(^^)


6年生・中学3年生の皆様、卒業おめでとうございます!


TTBスプリングツアーも終わり、いよいよ本日のスクールと明日のプラスワンの練習をもって平成31年度の活動が終了となります!


春からそれぞれの新生活に入っていくみんなには、TTBでの活動やバスケットボールをプレーしてきた中で学んだことを中学や高校での生活にも生かし、より良い毎日を送ってもらえたらと思います(^^)


そこで毎年恒例の卒業生へ向けてのブログは、その「学んだことを生かす」ということについて、もう少し掘り下げて考えてほしいという気持ちを書いてみようと思います。






さっそくですが「学んだことを次に生かす」ということはいろんなところで耳にすると思いますし、卒業生も学校や他の習い事などでもよく聞いていると思います。


それについては特に難しい話ではないのでだいたいの内容はわかっていると思うし、「わかりましたー!」と返事もしたでしょう。


ただ、ではどんな活動から、何を学んで、次のどんな状況の時に、何を生かすのか、ということを真剣に考えたことのある人はどれくらいいるでしょうか。


バスケットの技術的な練習や何かの資格を取るための勉強などは、次の試合、次の職業などに直接結びつくことなので、強く意識していると思います。


しかし長い時間をかけて普段の生活の中で学ぶことというのは、自然に身につき自然な形で発揮されることが多いのではないでしょうか?


あとから振り返って、あの時ああいうことが出来たのは、あの時の経験が生きたのかなぁと感じることは時々ありますが(^_^;)


でも、どこでどう身についたか曖昧なものは「育ち」とか「性格」なんていうことになっていますよね。


普段の生活ではそれでもいいと思うのですが、今回卒業するみんなには良い機会だと思うので、入学式までのこの時期に一度しっかりと考えてみてはどうでしょうか?





どうでしょうか?と言っても問題はその方法です。


うんうん、なんだかそれは良さそう!と思っても、実際にTTBで学んだことを思い出し、中学や高校での生活を想像し…ということをどんな方法でやりますか?ということ。


腕組みして、目を閉じて…そのまま寝てしまってはいけませんね。


かといって突然静かに座禅を組んでみたり、正座をしてブツブツ言っているとお父さんやお母さんが心配してしまいます。


なので、僕がオススメする方法は「書く」ことか「話す」こと。


これならお父さんお母さんも安心です!


どちらの方がいいかは人それぞれだと思いますが、どちらかというと書くのは生徒が自分で、話すのは保護者の皆様から話を振っていただき会話の中から確認する、というのが良いのではないでしょうか(^^)





次に何を書くか、何を話すか、という内容ですが。


本来それも自由なのでそれぞれのやり方でいいと思うのですが、紺田コーチからのヒントというかアドバイスをいくつか書いておこうと思います。


まずはTTBの活動から自分が学んだと思うこと、それぞれのコーチが話していたことなどを全部書く。


バスケットのいろんなプレーのこと、練習の中で大切にしなければいけないこと
、プレー以外のこと、チームメイトとの関係の中で感じたこと…それこそ考え出したら書き切れないほどあると思います!


でも大事なことなので、頑張って書きましょう(^^)


次に、その学んだことをこれからのどんな状況で生かしていけばいいのかということをたくさん書く。


これは想像力が必要ですが、そこが大事なところ!


中学や高校で起こり得ることを考えて、そこに何が生きてくるのか、生かしていくのかを結びつけていく。


また、先に書いた学んだことから考えて、逆にこれはどんな状況に生かせるのかを想像してみる。


例えばですが、生徒のみんなは初めてTTBの体験に来たときのことは覚えてるかな?


初めてのチャレンジにたぶんドキドキしていたと思います(^^)


でも、やってみよう!という気持ちを持ったこと、頑張って一歩踏み出したからこそ今のバスケット大好きなみんながあります。


これからもやったことのないことをする、しなければならない、ということがたくさんあります。


その時に「やってみたら楽しかった!」「最初は難しかったけど続けていくうちに出来るようになった!」というバスケットでの経験を持っているということは、次のチャレンジへの大きな後押しになります。


どんなことでも一歩踏み出して、どんどんチャレンジしていきましょう(^^)


また、僕としては試合に出ているプレーヤーだけが頑張るのではなく、その他のみんなもチームのために出来ることを考えて行動する、ということを常に伝えてきたつもりです。


バスケットは5対5のスポーツではないという考えを持つことが大切。


バスケットで言うと試合に出ていない自分がチームのために出来ることというのはどんなことがあるかな??


いろいろありますね(^^)


これからの生活でもその時に自分に何が出来るか、自分に出来る限りの手段でプラスになる働きが出来ないか、ということは常に考えていかなければなりません。


そのようにバスケットで学んだことを他のいろいろなところに変換して応用していくということがすごく大切ではないかと思います。


そういったことをこの春休みの時期に出来れば、バスケットを続ける続けないに関わらずTTBでの経験が意味のあるものになっていくのではないでしょうか(^^)






毎年卒業していく生徒を見ていると、ずいぶん成長したなぁと感じますが、それでもまだ12歳と15歳(*_*)


まだまだこれから身体も、バスケも、人間的にも、どんどん成長していくみんなのことを考えると本当に楽しみです(>_<)


そんなみんなと同じように自分も成長していかなければなりませんね(^^)


身体は横にしか成長しませんが…


バスケではまだまだ負けないように頑張るつもりです(^^)


あらためて、卒業おめでとう!


お互いに成長した姿で次に会える日を楽しみにしています☆