食欲が止まらない。

先日はバーガーキングでワッパー食べた直後にカレーひと皿平らげました。え、だってカレーって飲み物ですよね?
こんばんは、店長です。


子供の頃からアメリカが大好きで、英語がとにかく勉強したくて和英辞典を常に懐に忍ばせ、気になる単語が思い浮かんだらすぐに辞書を引き、アメリカの音楽を好んで聴き、アメリカの映画やMTVを毎日観て、画面の向こうのアメリカの女の子に恋心を抱いた私の10代。


MTVの「ビーバスアンドバットヘッド」。
わたしが若干イビツな性格になってしまったのはこのアニメを繰り返し観過ぎたせいかもしれません。



中学生の頃に交換留学で行ったアメリカ南部のど田舎の少年達に勧められ初めて聴いたマイケルボルトン。彼の暑苦しい歌唱が聴きたくなってたまらなくなる時がいまだにある。
ああマイケル、なんであなたはそんなに暑苦しいの。大好き。



そして、私にとってのアメリカの象徴・バーガーキング。
今から20年ほど前、日本のバーガー産業の低価格競争に巻き込まれ「こんなとこでやってられへんわ」とばかり日本から一時撤退したバーガーキング先輩。
その時の私の喪失感たるや、ノートルダム大聖堂を失ったパリっ子達に負けない自信があります。
おっと、不謹慎でしたね。

そんな状況下にあって当時演奏の仕事で沖縄のキャンプ内に入る機会があり、そこでバーガーキングと再会した時の昂揚感たるや、演奏中ゾーンに入っているキースジャレットにも負けない自信があったほどです。

それから時は流れ、バーガーキングは再び日本に戻ってきてくれました。

不惑を向かえた今でも街角でバーガーキングを見つければ迷うことなく入り少年時代と変わらずワッパーを頬張る私。

バーガーを食べるという行為よりも、私が味わっているのは子供の頃から憧れ続けたアメリカの空気感のようなものなのかもしれないと最近は思うのです。