こんばんは、店長です
水面下で進行中の新商品
お楽しみに。
しかしまあ。
大手書店やレコードショップが次々に経営破綻していく昨今、クリエイターやアーティストと呼ばれる人達にとってはすっかり苦難の時代になってしまいました。
私もアーティストの端くれも端くれですが、逆風を切実に肌で感じる日々です。
世の中便利になって享受する側としては有難いことこの上ないのですが最も危惧するのは作り手が機会と意欲を失ってしまうこと。
芸術の担い手はいつの時代も弱者ですが、どんな時代においてもなくてはならない存在だと思っています。
面白い、面白くない。そんな簡単な話でなく、もっと漠然としたもやっとした何かを何となく感じて共有する。そんな曖昧さにこそ本当の豊かさのヒントが隠されているような気がするのです。
今日一日の終わりにプロテスタントではないけどプロテスタント育ちの私が愛して止まないお祈りの一節を引用します。
神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
- God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed, courage to change the things that should be changed, and the wisdom to distinguish the one from the other.
ニーバーの祈りより。