1月19日(ブルームバーグ):材料銘柄の午前終値は以下の通り。
日本航空(9205):前日比1円(20%)安の4円と最安値を更新。出来高は1億7200万株と、18日午前の2億7600万株から38%細った。企業再生支援機構は、きょう午後にも日航の支援を決定し、発表する見通し。前原誠司国土交通相は19日の閣議後会見で。政府側もさまざまな支援策の発表に向け、準備を進めていると述べた。
銀行株:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) が1.2%安の492円、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が1.3%安の2987円、みずほフィナンシャルグループ(8411)が0.5%安の189円。世界的な景気回復期待は根強いが、ギリシャの財政問題や日航の再建問題などの不安材料も存在、見直し買いの動きは限られている。19日付の毎日新聞朝刊によると、これら3行と日本政策投資銀行で日航に計2560億円の金融支援を行うという。
日立製作所(6501):4.4%高の308円。一時309円と2009年10月27日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復。野村証券は18日付で投資判断を「2(中立)」から「1(買い)」に上げた。資本増強に伴い財務体質のぜい弱性が改善、構造改革の成果で来期(11年3月期)連結純損益が黒字になると見込んだ。目標株価は380 円。
東京建物(8804):6.1%高の400円。JPモルガン証券は18日、同社株の投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に1段階引き上げた。大手町1-6プロジェクトの含み益が鑑定評価ベースで1500億-2000億円になると指摘、他社よりも早く投資を再開できることなどを評価し、「投資の好機」と穴井宏和アナリストは分析した。同じく「オーバーウエート」に上げた東急不動産(8815)も4.5%高の375円と急反発。
王将フードサービス(9936):1.7%高の2594円。一時2648 円と09 年11月12日以来、約2カ月ぶりの高値水準を回復した。消費者に手ごろな価格が支持され、同社の今期連結経常利益は従来予想を14%上回りそうと19日付の日本経済新聞朝刊で報じられ、市場予想をも上回る報道数値に、好業績を評価する買い圧力が高まった。
大和小田急建設(1834):前日比80円(32%)高の330円とストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)。採算を重視した選別受注の徹底で粗利益率の悪化が食い止められたほか、経費圧縮も奏功、今期(2010年3月期)利益予想を上方修正したことが好感された。
高岳製作所(6621):6.3%高の322円。19日付の日経新聞朝刊によると、三菱商事(8058)と三菱地所(8802)は高速道路会社や自治体などと組み、電気自動車(EV)用の充電インフラの全国整備に乗り出す。主要都市や幹線道路沿いに2012年までに最大1000カ所の充電器を設置するという。高岳製が電気自動車向けの高速充電器を手掛けていることを材料に、将来的な収益貢献を期待する買いが入った。
DOWAホールディングス(5714):2.6%高の549円、一時559円と、09年10月27日以来の高値を付けた。19日付の日経新聞朝刊によると、同社の09年4-12月期の連結営業損益は 100億円程度の黒字だったもよう。前年同期は49億円の赤字だった。亜鉛や銅価格が上昇基調にあり、前年同期に計上した在庫評価損がほぼなくなった。
スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):1.4%安の1970円。10年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債(CB)の償還に備え、15年満期のユーロ円建てCB350億円を発行する。払い込み期日は2月4日。潜在的な売り圧力の増加を警戒する売りが先行した。
小松ウオール工業(7949):3.3%安の1052円。企業の設備投資抑制が想定以上に厳しく、同社の可動間仕切などの受注高が計画を下回っているとして、10年3月期の連結純利益予想を5億1000万円から1億5000万円に71%減額修正した。
ニッセンホールディングス(8248):16%高の314円。一時17%高と02年10月15日以来、約7年3カ月ぶりの高い上昇率を記録した。カタログの発行冊数や売れ筋ページへの絞り込みなどを行った結果、販売費や一般経費が圧縮でき、前期(09年12月期)連結純利益が15億円になったもよう、と18日に公表。前回予想は6億円、前の期実績は94億円の赤字。採算好転を評価する買いが膨らんだ。
フージャースコーポレーション(8907):4.8%高の1万1030 円。09年12月末までに千葉県船橋市の「グランドホライゾン・トーキョーベイ」514戸が完売、9カ月累計(09年4-9月)の契約済み戸数は1630 戸となった。今期引き渡し予定戸数は計1500戸のため、進ちょく率は108.7%となる。キユーピー(2809):3.9%高の1040円。一時1043円と09年11月5日以来、2カ月半ぶりの高値水準を回復。大和証券キャピタル・マーケッツは18日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。2010年11月期に営業利益が過去最高を更新するとの見方を示唆、積極的な海外展開も評価している。
あみやき亭(2753):1.8%高の20万2500円。一時21万2500円と08年3月25日以来、約1年10カ月ぶりの高値水準を回復した。店舗運営効率の改善などで従来の焼肉業態の収益性が高まっているうえ、09年11月に買収したスエヒロレストランシステムも業績に貢献し始めたことが好感された。
ゲームオン(3812):1.2%高の7万6200円。同業のケイブ(3760)とオンラインゲームの運営サービスなどで業務提携することが好感された。ケイブは4.4%安の8万500円。
ユーシン(6985):9.5%高の587円。一時は19%高の636円とストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)まで買われた。発行済み株式総数の 5.63%に相当する180万株を上限に自社株式を取得する。取得期間は今月19日から2月24日までで、上限金額は8億円。
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