いやー、１０連休いいですね。
正月休みに匹敵するぐらい長い。
こんなこと滅多にないので、ずーっと行きたかった宮城県の震災遺構の見学に行ってきました。
まあ、片道５００キロ弱ですから、夜遅くに出発して、途中で寝て、帰りもそんな感じ。
もちろんシェリーも連れて行きましたよ。
（ママは海外旅行中…）
最初の目的地は宮城県の荒浜小学校。
ここは津波にやられて、その後、震災遺構として、残したんです。
震災以降、その学校の子どもたちは別の学校に通っていたんだけど、みんな卒業した２０１６年３月に閉校したの。
この校舎の１階は完全に水没して、子どもたちや先生たちは屋上で一晩救助を待ったんだって。
怖かったろうし、寒かったろうし、寂しかったんでしょうね。
１階の教師はぼろぼろ、天井までも…。
当時は流された車なんかが突っ込んでいて大変だったらしい。
もうね、悲しくて涙でそうになった。
学校の近くを歩いてみると、何にもないの。
学校があったぐらいだから、800件ぐらいの住宅があったらしいけど、残ってるのは基礎だけ。
近くのお寺も門が倒れたまま。
シェリーが引き起こそうとするけど、無理ですな。
次にもっと被害の大きかった石巻の門脇小学校ってところ。
ここは震災遺構にするかどうかまだ決まってないから、見学できません。
近くから見ただけ。
この鯉のぼりの高さまで、津波がきたらしい。
最後に遅いお昼を食べるついでに女川町に行ってみました。
これ、派出所です。
まだ、倒れたまま…。
たぶん、残すのかな。
亡くなった方々にお祈りして帰ってきました。
あれから、８年たったけど、復興？って感じです。
元には戻せないよね。
海の近くにはもう住めないよね。
復興五輪はどこいった
みんな辛く、悲しいものを背負って、でも、元気に前を向いて生きていってほしいです。
シェリー、付き合ってくれて、ありがとね。