休暇の前半を使つて、8月3日から5泊6日で四国地方をドライブしてきました。
このところ、夏の休暇は03年が北海道、翌年が東北の太平洋沿岸、昨年が同じく東北の日本海沿岸と走つてきましたが、やはり夏は北がいいんですかね。以下、反省の弁ーー。
といふのも、四国は暑かつた!
初日3日は、東名、名神、山陽道を突つ走つて690キロ。途中2回ほど休息しましたが、車が多くて時速120キロ出すのがやつと。ぢりぢりしながら、夕方、淡路島・南あわじ市のホテルに着きました。ここまでは良かつたのです。
2泊するこのホテルにはプールもあり、7階の部屋からの眺望は、快晴の海に大小の漁船がのどかに浮かんでゐて、僕は翌日一日、ホテル内をぐれぐれしてゐるのも休暇らしくていいなと思つたのですが、同行者はスケジュールどほりの行動を要求する。これに折れたのが間違ひでした。
4日も快晴。この日は、鳴門海峡の橋を渡つて四国に入り、金刀比羅さんを拝んでから高松に周つて、また橋を渡つて帰宿といふコース。
金刀比羅さんは初めてです。有名だし、誰でも行く観光地だから、多少石段が多いといつても大したことないだらうと、参道下の旅館の駐車場に車を入れました。
「制限ナシで1000円です」と駐車料を徴収する女性が「これを持つていかれるとラクですよ」と手渡してくれたのが、杖とウチワ。杖はともかく、ウチワには厭な予感がしました。
登り始める。両側のみやげ物店のおばさんが「けふは暑いですから、お気をつけて」と優しい言葉をかけてくれる。
石段には両側の店の庇のほかは日陰がない。50段も上がると、まう首筋に汗が滲んだ。なるほどウチワは有り難い。100段、ハンカチが折りたたんだままでは使へなくなる。びしよびしよ。200段、300段……神社までは700段を超すといふ。
「やめるか」
「何言つてるの。折角来たんぢやないの」
真つ赤なTシャツが汗で体にへばりつく。旅行用に購入したとつときのアルマーニです。昼過ぎの太陽は仮借なく頭、肩に降り注ぐ。やつと中休みの広場があつて、木陰でペットボトルの水を飲む。
「やつぱり引き返さう。上まで行つたら死ぬぞ」
「意気地なし!行くの!さあ、立つて」
さう簡単には立たない。ぢやなくて、立てない。
この2日目の行動が、今回の旅の象徴でしたね。どんな観光地か、気温は、位置関係は、環境は、など事前の調べが甘かつた。
翌日は徳島・脇町の「うだつの町並み」、高知・桂浜などを観光して高知市泊まり。よさこい祭りの踊りの練習をバチバチ鳴らしてやつてゐました。
4日目は高知市内のお城の、またもや魔の石段を上がり、高知、松山道経由で松山着。道後温泉から「しまなみ海道」の白いブリッジと緑の島々を高速で抜けて尾道へ。
5日目は千光寺公園に登り、山陽、名神道でびわ湖畔の近江八幡へ。
最終日は台風7号に追はれるやうに東名を走つて帰宅。総行程2322キロ。
高いところへ登つた、そしてどこも暑かつた、といふのが四国ドライブの印象です。
日程的にもつと一般道に下りて走れる余裕が欲しかつたのが悔やまれます。タイヤを入れ替へていつたボルボは楽しさうに走つてゐましたがーー。
このところ、夏の休暇は03年が北海道、翌年が東北の太平洋沿岸、昨年が同じく東北の日本海沿岸と走つてきましたが、やはり夏は北がいいんですかね。以下、反省の弁ーー。
といふのも、四国は暑かつた!
初日3日は、東名、名神、山陽道を突つ走つて690キロ。途中2回ほど休息しましたが、車が多くて時速120キロ出すのがやつと。ぢりぢりしながら、夕方、淡路島・南あわじ市のホテルに着きました。ここまでは良かつたのです。
2泊するこのホテルにはプールもあり、7階の部屋からの眺望は、快晴の海に大小の漁船がのどかに浮かんでゐて、僕は翌日一日、ホテル内をぐれぐれしてゐるのも休暇らしくていいなと思つたのですが、同行者はスケジュールどほりの行動を要求する。これに折れたのが間違ひでした。
4日も快晴。この日は、鳴門海峡の橋を渡つて四国に入り、金刀比羅さんを拝んでから高松に周つて、また橋を渡つて帰宿といふコース。
金刀比羅さんは初めてです。有名だし、誰でも行く観光地だから、多少石段が多いといつても大したことないだらうと、参道下の旅館の駐車場に車を入れました。
「制限ナシで1000円です」と駐車料を徴収する女性が「これを持つていかれるとラクですよ」と手渡してくれたのが、杖とウチワ。杖はともかく、ウチワには厭な予感がしました。
登り始める。両側のみやげ物店のおばさんが「けふは暑いですから、お気をつけて」と優しい言葉をかけてくれる。
石段には両側の店の庇のほかは日陰がない。50段も上がると、まう首筋に汗が滲んだ。なるほどウチワは有り難い。100段、ハンカチが折りたたんだままでは使へなくなる。びしよびしよ。200段、300段……神社までは700段を超すといふ。
「やめるか」
「何言つてるの。折角来たんぢやないの」
真つ赤なTシャツが汗で体にへばりつく。旅行用に購入したとつときのアルマーニです。昼過ぎの太陽は仮借なく頭、肩に降り注ぐ。やつと中休みの広場があつて、木陰でペットボトルの水を飲む。
「やつぱり引き返さう。上まで行つたら死ぬぞ」
「意気地なし!行くの!さあ、立つて」
さう簡単には立たない。ぢやなくて、立てない。
この2日目の行動が、今回の旅の象徴でしたね。どんな観光地か、気温は、位置関係は、環境は、など事前の調べが甘かつた。
翌日は徳島・脇町の「うだつの町並み」、高知・桂浜などを観光して高知市泊まり。よさこい祭りの踊りの練習をバチバチ鳴らしてやつてゐました。
4日目は高知市内のお城の、またもや魔の石段を上がり、高知、松山道経由で松山着。道後温泉から「しまなみ海道」の白いブリッジと緑の島々を高速で抜けて尾道へ。
5日目は千光寺公園に登り、山陽、名神道でびわ湖畔の近江八幡へ。
最終日は台風7号に追はれるやうに東名を走つて帰宅。総行程2322キロ。
高いところへ登つた、そしてどこも暑かつた、といふのが四国ドライブの印象です。
日程的にもつと一般道に下りて走れる余裕が欲しかつたのが悔やまれます。タイヤを入れ替へていつたボルボは楽しさうに走つてゐましたがーー。
