「それは部下にやらせればいいじゃないですか」
と言われたことがある。
しかし私は、時にはあえて雑用を自分でやる。
理由は単純だ——
それがチームのためになるからだ。
ダサくてもかっこいいリーダーSeries3
雑用を進んでやるリーダーは、なぜかっこいいのか
会議の後片付け、備品の補充、壊れた椅子の交換——
こうした仕事は地味で、誰も率先してやらない。
だが、放っておくと小さな不満や混乱が積み重なる。
ある時、レストラン営業前に、私は床に落ちたゴミを拾ってコロコロをかけていた。
それを見た部下が「支配人は、そんなことしなくていいですよ」
と言った。
「できてないから、物足りないと感じたからしてるんだよ」と思ったが、これは心の中だけで留めた。
その後、その部下が
「時折、支配人がコロコロしてるからから自主的にやったほうがいいよね。」とスタッフ間で話をしてれたらしい。
その後、その部下と話をする機会がありその話を聞いた。
スタッフ同士で高め合い、自発的に動いたり、周りを見たりが
自然と行える環境作りが自分の役割の一つだと感じた。
雑用を進んでやるのは、格好つけるためではない。
「チームのためなら何でもやる」
「お客様にとってなにが最善で有益なのか」
というメッセージを、行動で示すためだ。
リーダーは口先だけでなく、背中で語らなければならない。
一つだけ、
その部下へアドバイスをした。
「上司がやってるからやろう」が本質ではない。
その行動をすることで、
結果的にお客様が快適に気持ちよく過ごせるという
目的の最終地点を見定め、そこから逆算したときに
「自主的にやったほうがいいよね。」
という答えにたどり着いてほしいと。
期待も込めて、成長を促す。
リーダーとして必要なスキルだと感じた。
地味で面倒な雑用をあえてやる理由。
それは、リーダーの背中がチームを動かすから。
#仕事とは #リーダー論 #背中で語る
今日もやったろ!!