仕事とは
——リーダーとして果たすべき使命——
「仕事とは何か?」
この問いに対する答えは、年齢や立場によって変わっていく。
若い頃は「成長のため」「生活のため」と答えていたが、
管理職となった今、私はこう考えている。
仕事とは、自分が果たすべき使命を背負い、
仲間とともに目標を達成する営みである。
リーダーにとっての仕事は、単に成果を出すだけではない。
チームの力を引き出し、目標に向かって正しく導く責任がある。
そして何より、部下が安心して挑戦できる環境を整え、時には背中を押し、時には盾になる覚悟が求められる。
私はよく「責任感が強すぎる」と言われる。
部下がミスをすれば、「自分の指導が甘かったのではないか」と反省する。
プロジェクトが停滞すれば、「自分がもっと早く手を打てばよかった」と自責の念に駆られる。
その繰り返しの中で、一人で抱え込みすぎていた時期もあった。
しかし、ある時気づいた。
「責任を取る」と「責任を抱え込む」は違う。
リーダーはすべてを背負い込む存在ではなく、
仲間の可能性を信じて任せ、共に前進する存在であるべきだと。
失敗の責任は取る。
しかし、成功は皆の力でつかみ取る。
その覚悟と信頼こそが、リーダーの使命だと思う。
仕事は、ただの業務ではない。
組織にとっての使命を実現し、社会に貢献する手段であり、
同時に人と人との信頼の積み重ねでもある。
だからこそ、私は仕事を通じて、誰かの人生に良い影響を与えられるリーダーでありたい。
そのために、言葉に責任を持ち、行動で信頼を築くことを日々意識している。
仕事とは、「自分のため」ではなく「誰かのため」にこそ、本当のやりがいが宿るもの。
リーダーである今、その実感はますます強くなっている。
今日もやったろ!!