コンビニのレジ袋に白と茶色がある理由 | しょうちゃん オフィシャルブログ

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やっと、昨日あたりからブログの執筆意欲が湧いてきました(笑)

ネタ募集した時に、「コンビニってどうして2種類のレジ袋があるの?」と言う質問をもらいました。

コンビニって、白と茶色のレジ袋がありますよね。白は一般商品で、茶色は主にお弁当を入れるようになっています。温かいものと冷たいものをわけるときも、普通に白いレジ袋で入れ分けるはずなので、純粋に茶色いレジ袋はお弁当のみとして利用されています

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こういうやつですね。

この写真を見ればすぐにわかりますが、なんでもありません、茶色いレジ袋はお弁当を入れる用のものなので、底面が平らになるように作られています。要するにお弁当が入れやすいように作られているのです。

白のままでもいいのでは? と思いますが、コンビニのレジでの取り違え防止などの目的で色を変更しているそうです。昔は違う色のコンビニもあったようですが、今は全部同じ色で、このあたりは製造業者さんたちも同じ色の方が安く作れるとか、そういう大人の事情によるようですね(笑)

ちなみに大手三大コンビニは、すべてこの色分けです。たぶん、お弁当屋さんなんかだと、違うところもあるんじゃないかなーと思います。



ところで。



このレジ袋、ちまたでは「有料化」が騒がれています。ただし、このレジ袋有料化は「スーパー」が対象でコンビニは除外される方向で検討されています

そのあたり「コンビニも有料化すべき」という風潮が盛り上がっていた時期にも、実はコンビニでレジ袋有料化は無理だと思うという趣旨の記事を書きました。
現実的な議論の中で、対象店舗からコンビニは外されたようです。

↑の記事にも細かく考察していますが、コンビニの業態として、
  • レジの役割に袋詰が含まれている
    ⇨ お客さんが袋詰するスペースがない

  • 万引き対策
    ⇨ 袋に入れない商品があると万引き対策が難しい
という、ごくごく当たり前のことが認められた格好のようです。

誰もがコンビニを利用する時に、「コンビニで買うと、ちょっと高いけど便利だから」という理由で多くの人がコンビニを利用します。元々、高い値段設定なのだから、袋が料金に含まれているという考えでも良いだろうということになったんでしょうね。

ただ、一般スーパーで有料化が進み、「レジ袋=悪いもの」みたいな図式が定式化してくると。コンビニでも「レジ袋はいらない」と主張する人に対処することが求められて、面倒くさくなったりしそうだなぁと思います。

さらに言うと、一部のコンビニで人手不足からセルフレジの導入がはじまっているようです。セルフレジだと、袋に入れない人もいるだろうなとか、いろいろ課題は多そうな話です。

コンビニが対処すべき課題が、「環境問題」なのか「効率化」なのか「人手不足」なのか、そういう社会的な役割から、今後、数年でコンビニのこういうあり方も変わっていくような気がしています。

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