Ubuntu Proって何だ?
Ubuntu というのはLinuxのディストリビューションの1つである。ディストリビューションでなんだ?って話があるが、Linuxは相当に自由なので凡人がインストールなどしやすくするためにまとめてパッケージの名前と思っておけばいいと思う。
割と著名なディストリビューションにUbuntuというものがあって、それに昨年あたりからUbuntu Proという上位(?)のエディションが登場していて、個人の場合は5ライセンスまで無償だというのは知っていたのだが、ちょっとめんどくさがってアップグレードしていなかった。
Proになると何が変わるか? 正直、あまり変わらないのProにしなくてもいいんだと思うのだけど、LTS(Long Term Support)と呼ばれるものが通常5年から10年になる。ズボラな私はこの機会にProにして10年楽をしようというわけである。
私の環境
前職時代は、手元のノートPCとか余ったデスクトップとかを入手して、そこにLinuxを入れて楽しんでいたが、退職を期に、全環境のクラウド化を推し進めたので、現在のサーバー環境はクラウドである。
Oralce CloudのFree Tierと呼ばれるものである。詳細はググってもらうとして、日本国内にサーバーがあり、そこそこのスペックのクラウドサーバーを2つ利用可能である。Ubuntu 22.04 LTSっていうのを導入している。
ストレージは2台あわせて100GBである。1サーバーあたり1coreが利用可能で、欠点は1サーバあたり1GBしかメモリがないこと。
メモリが足りないと、コンパイルしたりするときに困るのでswapを1GB設定して2GBのメモリ領域にして見たところ、割と快適につかえている。かれこれ2年ぐらいノートラブルである。
ちなみに100GBのストレージを2台に50GBずつ割り振っている。OSの領域などあるので全部をストレージとして使えるわけではないが、それぞれ40GBぐらい使えるので数年間ディスクにデータをためてもまだまま余裕である。
さてアップグレード
1. Ubuntu ProのHPへ行く
2. Ubuntu Oneのアカウントでログイン → はじめての場合はアカウント作成
3. Dashboardを開く
4. 各サーバーで、次のコマンドを実行する
% sudo pro attach C13bbk8uT2b5yWJnUpe4fWUCHyDLQ7
5. 各サーバーでapt update && apt upgradeで完了
簡単だった、もっと早くやれば良かったかな(笑)
何が変わるか
特に変わらない(笑)
先にも書いたが、サポートが10年になったはずである。まぁ、転ばぬ先の杖ってところかね。