9月9日は救急の日。

 

昨日9月8日、東京都千代田区の都道府県会館で開催された表彰式に参加してきました。

 

この表彰は、厚生労働大臣が、都道府県知事の推薦のもと、長年にわたり地域の救急医療の確保や救急医療対策の推進に貢献した個人や団体、医療機関の功績を称えるものです。救急医療功労者と産科医療功労者が毎年それぞれ表彰されます。今年度の救急医療の受賞は全国で個人22名と3団体13医療機関。

 

ちょっと過分な(過分すぎる)賞をいただきました。新潟県では毎年ひとつ受賞していますが、過去20年以上さかのぼって、個人で受賞しているのはたった6名。みなさん大御所。

 

救急医療功労者厚生労働大臣表彰 新潟県の歴代受賞者(太字は個人受賞、所属は受賞時)

H14 上越歯科医師会

H15 新潟市民病院

H16 佐渡総合病院

H17 小千谷市魚沼市川口町医師会

H18 県立中央病院

H19 糸魚川総合病院

H20 刈羽郡総合病院

H21 県立十日町病院

H22 丸山 正則 県立中央病院

H23 県立新発田病院

H24 村上総合病院

H25 済生会新潟第二病院

H26 県立六日町病院

H27 太田 裕 太田こどもクリニック

H28 福田 修 齋藤記念病院

H29 長岡中央綜合病院

H30 塚田 芳久 県立新発田病院

R1 遠藤 裕 新潟大学医歯学総合病院

R2 立川綜合病院

R3 熊谷 雄一 県立新発田病院

R4 新潟大学医歯学総合病院

R5 津吉 秀樹 柏崎総合医療センター

 

私よりずっと受賞にふさわしい人はたくさんいるのに、と思いますが、こんな賞をいただけるなんて本当に名誉なことだな、と誇らしくも思います。

 

式典で、加藤勝信厚生労働大臣の挨拶では、受賞者に対して、長年にわたる救急医療現場での貢献、救急医療体制構築の努力、そして教育や啓蒙の推進への尽力を賞賛、そして今後も更なる貢献をお願いしたい、活躍を祈念します、との言葉をいただきました。

 

一次救急、二次救急、三次救急…

振り返って、医師になってからずっと、そして17年前の中越沖地震で支援医療チームに助けられて更に、DMATになりドクターヘリに関わることで更に更に、救急医療、災害医療に携わってきました。そしてこんな賞をいただいてしまった。本当に微力ではありますが、今後も現場で、バックヤードで、地域の救急医療の充実に発展に努めてまいりたいと思います。

 

表彰楯と…↓

賞状↓

賞もらったの、おめーじゃねぇけどな(笑)

 

………

 

…と、真面目にすごい賞をいただいたので真面目な文章のブログにしてみますたてへぺろ

 

リンク
・厚生労働省報道発表資料 救急医療功労者及び産科医療功労者厚生労働大臣表彰式を開催します
・大臣表彰受賞者名簿