3号の薬とミルクを経管で入れる手順。個人的な覚え書きですが…

 

お世話になったNICU看護師の皆さま、その他ご経験をお持ちの専門職の皆さま、同様のお子さんを在宅ケアしているご両親、こんな感じでよろしいでしょうか?「そこ違ぁ〜う!」とか「そうじゃなくてこうしたら?」などありましたら、ご指摘のコメントまたはDMくださいおねがい

 

まずお湯を沸かす。

哺乳ビンでミルクを作ります。

3号は7時11時15時19時23時の5回、基本1回140ml、23時だけ160ml。使っているミルクは「明治ほほえみらくらくキューブ」。粉のミルクより溶けやすいのでチューブを通すにはこれがいい。ブロックひとつ40ml、ひとふくろ200ml。全部溶かして200ml作ります。

お湯は半分くらい入れて、まず溶かします。

しっかり溶かしたあとお湯を足して200mlにして適温にします。

3号の薬、フロセミド18mg/day・スピロノラクトン18mg/day・塩化ナトリウム0.2mg/day(今だけ・ムコダイン500mg/g 0.4g/day ・ムコサール15mg/g 0.4g/day)をひとつの袋に入れる。袋についた粉薬が残ったりするので、きちんと全量入れたいフロセミド/スピロノラクトンの袋に入れるようにする。

混合と注入には注射器を使います。

作ったミルクを2〜3mlほど、注射器で薬の袋に入れる。

先の細い注射器の採液チップでポンピングして溶かす。そして注射器に吸う。

経管チューブから注入

もう1種類・ツムラ100大建中湯1.5g/dayもあります。漢方薬は粉の量が多いし他より溶けにくいので別に溶かしてもう1回入れます。

漢方をチュッと。

いったん閉じる。

栄養ボトル(ガートル)に輸液ラインをつないで作った200mlのミルクを入れます。

ローラークランプを開いてラインをミルクで満たします。

先端からミルクが出てくればOK。

経腸栄養用輸液ポンプ Amikaにセットします。

で、繋ぐ、と。折れ曲がったりしてないかチェック。折れてると持続注入が止まってアラームがなります。折れ曲がりがないようにしてても3号がゴロゴロ動いてラインが折れて止まることもあるけど。

蓋を閉めて時間当たりの流量をセット。94ml/hです。

トータルの量は140mlにセット。ガートルには200ml入れてますが140mlで自動的に止まります。

ローラークランプを全開にして、と。

滴下開始ボタンをオン。水滴マークが動き出してポタポタ始まります。

眠りながらお食事タイムのプリンセス。

口から食べさせたいなー、本当は…。

日赤では経口摂取の訓練してもらってたし、そこは在宅でも引き続きがんばるっす!