あと1カ月で新潟に聖火がやってきます。

 

コロナ禍で延期になった東京オリンピック。仕切り直しになった聖火リレーまであと1カ月。聖火ランナーで医療従事者でもある私から話を聞きたい、と柏崎日報からオファーがあり取材を受けました。インタビューのとき、ちゃっかりブログ掲載を許可していただき記事のPDFデータまでもらっちゃったので、そのまま掲載てへぺろ

 

 

 

柏崎日報 2021/05/04(火)

 

東京五輪聖火リレー 

本県スタートまで1カ月

笑顔で走れる日 感謝、喜び

 

東京五輪聖火リレーの本県コースのスタートまで、4日であと1カ月となった。新型コロナウイルスの影響で閉塞感に包まれる中、希望の光をつなごうと、聖火ランナーの大役を担う市民も準備を進めている。このうちの一人、柏崎総合医療センターの整形外科部長、津吉秀樹さんは「57年ぶりに日本で開催される祭典。感謝や喜びをかみしめながら走りたい」と本番を心待ちにしている。

 

聖火ランナーの応募に際しては、2007年の中越沖地震で救急対応に当たったことや沖地震を契機に柏崎DMAT(災害派遣医療チーム)の立ち上げに関わった経験などをつづった。「『地域の人・技・時をつなぐ人』という応募テーマと自分の経験がリンクする部分があった」と津吉さん。19年12月、五輪スポンサー企業のNTTから聖火ランナー内定の通知を受けた。

 

ただその後、新型ウイルスの感染拡大により、東京五輪は延期に。待ち望んでいた聖火リレーも同じく開催は先送りとなった。それでも「もし中止になり、走れなくなったとしても聖火ランナーに選ばれたという事実は勲章。1年延期になったが、ワクワク感はまだ続いている」とポジティブに捉える。

 

医療従事者として新型ウイルス対応で忙しい日々を送る。手術、外来などの通常業務に加え、県医療調整本部内に設置されている「患者受入調整センター」にはDMAT関係者としてメンバーに入っており、陽性者の受け入れ先の病院を調整する役割も担う。近頃の県内での感染が拡大している状況に「憂慮している」と危機感を示す。一方で「(感染拡大防止には)大前提として、一人一人が基本的な感染対策や自粛行動を怠らずに続けていくことが大事」とも呼び掛ける。

 

本件の聖火リレーは6月4・5日の2日間。津吉さんは初日の4日、柏崎市内のコースを走る予定だ。国内外のマラソン大会でフルを完走するなど走ることに関しては一定の自信があり、「本番までにさらに体づくりに励みたい」と意欲を見せる。

 

聖火ランナー応募時に1歳未満だった双子の息子は2歳6カ月ほどに成長。その後、長女も誕生した。公道でのリレーが中止になる自治体があるなど、まだ予断を許さない状況が続くが、「マスクを付けた家族や仲間に応援してもらいながら笑顔で走れる日が来ることを祈るのみ」と願っている。

 

来月4日に控える東京五輪聖火リレーに向け、意気込みなどを語る津吉秀樹さん

 

 

取材時に取り止めなく喋った私の話はまとめにくかったと思うんですが簡潔にしっかり私の伝えたいことが伝わる記事に仕上げていただきました。さすが新聞記者、日本語力ハンパない。

 

新型コロナ蔓延とまだ開催に不安の残る聖火リレーとオリンピックの行方。市中感染の原因となりうる気の緩みに対して憂慮する気持ちも伝えつつ、不安や不満ではなく感謝や希望、ポジティブな気持ちを伝えたい。そういう想いをきっちり表現してもらえた文章と写真でした。

 

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…というブログですが、おっさんのニヤけた笑顔じゃ後味悪いので爽やかな笑顔を3つ置いときますおねがい

 

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