昨日10月21日、うちの病院で被ばく患者対応の訓練が行われました。

 

新潟県が実施する3日間の「原子力災害を想定した防災訓練」の一環です。20日が初日で県庁での災害対策本部の設置、運営などの訓練。21日が柏崎刈羽原発で発生した被ばく患者の搬送と、うちの病院での初期対応の訓練。最後3日目は24日(土)で、住民避難訓練などが行われる予定です。

 

昨日の訓練には私も参加。

 

訓練シナリオは…

柏崎刈羽原子力発電所で作業中にはしごから落ちて防護服が破れて、腕に挫創を負った患者が発生。

傷の被ばくと内部被ばくがあり、柏崎総合医療センターに救急車が搬送する。

病院は連絡を受けて、救急外来や医療機械の養生や防護服の装備、受け入れ準備をする。運ばれた患者の被ばくをサーベイメーターで計測、放射能汚染のある傷を洗浄、除染。

除染完了後に内部被ばくもあるということで、新潟市内の原子力災害拠点病院に搬送する。

 

と、こんな連携訓練で、私は受け入れ病院で処置をする医師役をやりました。

 

病院(柏崎総合医療センター)、柏崎消防、東京電力、新潟県、の4者がコラボした訓練です。事前のプレスリリースもあって、テレビ、新聞などのメディアが取材に来てました。来ていた(名刺をいただいた)のはNHK、BSN(TBS系)、UX(テレビ朝日系)、紙媒体が読売、朝日、毎日、新潟日報、柏崎日報。

 

訓練終了後、県の福祉保険部の人と私がインタビューを受けて、夕方のニュースで報道されました。

 

前半はNHK「新潟ニュース610」、1'50"からはBSN「ゆうなび」です。インタビューではたくさん質問されて、たくさん喋りました。語るの好きだし(笑)。当たり前かもしれないけれどテレビ報道を見て「面白いな」と思ったのは、テレビ局によってインタビューの発言を切り取る場所が違うなーということです。

 

これNHK↓

こっちBSN↓

でも、NHKもBSNも私が伝えたい部分をちゃんと切り取ってくれていました。

感謝!