柏崎日報の新春特別号に…

なんか見たことある人が載ってる…(笑)

 

 

柏崎日報さんからいただいた原稿とカラーの元画像があるので載せます。(ブログ掲載を許可していただきました。)

 

人 2018 

ヘリ医師として救命全力

      津吉 秀樹さん

 

 柏崎総合医療センターではただ一人、長岡ドクターヘリに搭乗するフライトドクター。訓練飛行、患者搬送訓練などを経て、2017年4月、長岡赤十字病院を基地病院とする長岡ドクターヘリが運用開始になった。これに向け、DMAT(災害派遣医療チーム)の資格があることなどから、白羽の矢が当たった。

 

 三条市の出身。新潟大学医学部を卒業後、大学病院をはじめ、県内外の病院に勤務し、医療センターには06年4月に赴任した。現在は整形外科部長。赤十字病院の救命救急センターの江部克也センター長からフライトドクターとして要請の声がかかり、「究極の救急医療であり、自分でも役に立てるならば」と引き受けた。

 

 月2回の搭乗では、県内各地の消防との連携で、交通事故、脳出血などさまざまに対応してきた。阪神淡路大震災後に発足したDMATの精神「助かる命は助けたい。防ぎ得る死は防ぎたい」は、ドクターヘリでも共通すると言い、速く患者を運べる、早く医師が医療を開始できるなどのメリットを挙げる。「フライトドクターは広域の救急医療を見渡せ、ありがたい仕事。県内各地の拠点病院の医師とかかわることで、互いに〝顔の見える関係づくり〟ができる」と言い、「広域医療を一緒に考える仲間を増やしたい」

 

長岡ドクターヘリのフライトドクターの津吉秀樹さん。普段は医療センター整形外科部長を務め、月2回ヘリに搭乗する。「ヘリの仕事のおかげで、救急分野の県下全般の医療体制が見え、また新潟県の地形の中でどういう流れで病院に搬送されるのかなども分かるようになった」。キーワードは公私ともに「連携」。病院の仕事を全力投球する傍ら、趣味も多彩。バンド演奏ではキーボードとボーカル、体力作りにはランニング。ホノルル、東京、新潟、潮風などの大会でフルマラソンを完走する。

 

 

医療センターの病院祭で実施されたドクターヘリの患者搬送模擬訓練。本番さながらの様子に多くの関心を集めた。左から4人目が津吉さん=2017年10月14日

 

 

 

外来での写真は優しそうな良い表情ですが、たくさん撮ったうちの「軌跡の1枚」です。何枚撮ってもアホ面になるので選ぶの大変だった…。