日本の矛盾 | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

終戦後、連合国は日本を二つに分断する案が持ち上がっていた。特にソ連(今のロシア)が日本を欲しがっていた。アメリカはそれを容認したのだが、中国(現在の台湾)の蒋介石が強く反対したため、日本は危うく分断されずに一つの国のまま残った。私はそう聞いています。


だから日本にとって台湾は恩人なのです。ところがその後、アメリカのニクソン大統領が中華人民共和国と国交を結び、それを見た日本の田中角栄総理は日本も中華人民共和国と国交を樹立した。その時点で日本は「一つの中国」を建前に中華民国(台湾)とは国交を断絶した。


現在もそのままです。今回の高市首相の発言は正論なのですが、日本として国交を結んでいる中華人民共和国との関係は責任を持たなくてはならない。日本は中華人民共和国と、もう少し対話を待つべきだ。それは高市政権の大事な役割でもある。