奨学金返済方法のことなど | 今、私が考えていること

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本日の国会予算委員会では経済問題の質疑が続いています。その一人、公明党の岡本三成氏が政府系ファンド(ジャパンファンド)、物価高対策などを質疑している中で、苦学生が奨学金を借りて大学に進学したものの、就職してからその返済に苦しむ若者が多いことを指摘し、その解決策として企業が採用した社員の奨学金の返済を肩代わりする制度が既にあることを指摘しました。これは企業にとっては経費として処理できるというメリットもあるのに、ほとんど普及していないのが現状だと言う。それは所管している文部科学省のPR不足であり、この際、企業側の監督官庁である経済産業省も協力して企業への採用を進めるべきだと提案。これに対して赤沢経済産業大臣は同意した。

 

こういう質疑は良いですね。この岡本三成氏はシティバンク、モルガンスタンレイを経て2012年から衆議院議員になった人らしい。昨日の立憲民主党などの「週刊誌」議員とは別格だ。話し方も、元外資系金融機関出身だけあって上手い。彼が質疑している間、高市総理、片山財務大臣などの閣僚だけではなく、他の国会議員も皆真剣に質疑に聞き入っていた。こういう雰囲気がいいと思いましたこういう質疑をしてこそ国会議員なのだと思います。