最近、右手の親指の付け根あたりが痛くて、例えばペットボトルのキャップを最初に明ける時に力を強く入れられないのです。親指を動かすとピリピリと痛い。薬局で買って来た塗り薬を塗ったりすると少し良くなるのですが、またぶり返します。そこで今日は意を決して整形外科の病院に行って医師に診てもらいました。
レントゲンを撮ったり、エコーで痛みの個所を探ったりした結果、先生の診断は「血の巡りが悪いので痛みが出やすい」という事でした。引き続きリハビリを受けてくださいと言われ、リハビリ室の方に行くと、まず機械の前に座らされ、右手を板の様なパネルの下に置いてオレンジ色の光を浴びました。これは電子レンジみたいなもので、体の内部まで温めるものだとのこと。別に熱くはないのですが、なんとなくじんわりとしてきます。これを10分間。その後、別の場所に移動して整体師さんに右手の親指辺りを揉んでもらいました。整体師さん曰く「親指は毎日必ず使うので痛みが完治したと思っても再発しやすいのです」「お家でも自分の左手で右手の親指の根元を手で揉んで血流を良くしてやることで痛みを緩和できます」と。
なるほど、私は歳を取って筋肉が固くなってきたので血流が低下しているという事なのかもしれません。そう言われれば、右手だけではなく体のあちこちが痛くなると言うのも、多分これと同じことなのかもしれない、そう思いました。道具は使わないと錆びて動かしにくくなるのと同じことですね。人間の体は適当に使わないといけないようです。休ませていてはかえって悪くなる。今回はそういうことを学びました。
