ローカルな話題ですみません。埼玉県川口市のJR川口駅に上野東京ラインの電車を停車させることになるというニュースを見ました。私は以前毎日上野東京ラインで都心に通勤していましたから、このニュースには関心があります。現在、川口駅には各駅停車の京浜東北線しか停車しません。なぜなら川口駅には上野東京ラインの電車を停車させるプラットホームが無いのです。
川口というところはもともとは、吉永小百合主演の映画「キューポラのある町」で有名な町工場の多い町でした。しかしバブルの頃から町工場は減り、代わりに高層マンションが立ち並ぶようになり、急激に人口が増えました。そのため通勤客が京浜東北線に殺到します。実はこの川口駅
の隣の駅は赤羽駅です。赤羽駅には上野東京ラインも湘南新宿ラインも停車します。ですから川口から乗車した通勤客は荒川鉄橋を渡った次の赤羽で乗り換えます。それはやっぱり不便です。
だから今回のニュースを見て、ついに悲願達成だ! と思いました。
ところが記事をよく読むと、それが実現するの2040年以降になるとのこと。今から15年以上も先の話ではないか。それは遠すぎるでしょう。もう少し早く実現できないのか。因みに、埼玉県の大野知事はこの川口市の出身だそうです。知事のお力で2030年実現にできないものか?
