突如「相互関税は90日間停止する」と発言したトランプ大統領。おかげでNY株式市場は一転して爆上がり。多くの投資家や経営者はホッとしたことでしょう。ただし、アメリカに対抗して関税を84%に上げてきた中国だけは除外し、なんと関税をさらに125%まで引き上げました。
こんなこどもの喧嘩みたいなことをよくやるわ、と思います。世界一の金持ちで大量消費国だから立場が強いだけのこと。トランプは「世界は皆、アメリカひれ伏す」という姿を支持者に誇示したかっただけなのではないか。だから「俺は王様だ」とどや顔をしている。
とりあえずは相互関税が90日停止になったことは良かった。しかし日本も早く石破総理が手土産をもってホワイトハウスに行きペコペコとひれ伏して、トランプの靴をなめてこなくてはいけない。それは辛いだろうね。総理大臣の仕事ではない。日本国民としては終戦と同じ屈辱だ。
日本はもっと強い経済力を持たなくてはいけない。アメリカが一目を置くような強さを持たなくてはいけない。政府が掲げている「強じん化計画」はもう何年も経っているが、全然強くならない。リスクを取らないからだ。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」だ。

