なぜアップルは今iPhone16eを発表したのかについて、面白い解釈を述べているYouTubeの動画を見たのでご紹介します。
「【iPhone 16e解説】死産から始まる壮大な社会実験【SE4】(トーマスガジェマガ氏)
トーマスカジェマガ氏によると、これは「昨年9月に発売開始したiPhone16の販売をてこ入れするためなのだ」という。SE4として廉価版が出ることを期待していたファンの期待を裏切る結果となり、こんなもの誰が買うんだ! という声が上がっていますが、実はそれこそがアップル社の狙いなのだという。動画撮影機能が極めて優秀なiPhoneなのに超広角レンズを付けなかったことが最大の欠点だといい、それならば既往のiPhone16の方を2万5000円余計に払ってでも購入した方がいいと思うだろうから、かえってiPhone16が売れるのではないかと言う。なーるほどねー。
さらに今年の秋になれば今度はiPhone17が出てくるが、その時にiPhone16シリーズは値下げされるはず。そのときこそiPhone16eの本領発揮で、多分7万円台の価格にまで値下げされる可能性もある。そうなったらiPhone16eの価値が俄然浮かび上がるのだ、と言う。この説には一理あると私は思う。
さらにトーマス氏はこういう売り方のことを「スマホの二毛作」だと言う。GoogleのPixelも7とか8とかを出してから7aとか8aを後追いで出している。ただこちらの場合は7aや8aに販売の中心が移るのに対して、AppleのiPhone16eはiPhone16の売り上げに効果が出て、さらにその後iPhone17が出たときにiPhone16eの販売も高まることを狙っている点が異なるという。
なかなか面白い話です。ご参考までに。
