なんと、みずほ銀行でも銀行員が貸金庫から顧客の資産を盗んでいたことが公表されました。しかしその事件は2019年の事件でした。なぜ今になって公表したのか?銀行の説明では被害者の顧客との事情だみたいなことを言ってます。しかし納得できません。しかも金融庁にもその時点で報告していたという。金融庁もこの事件を公表しないことに同意していたことになる。変ですよ。新聞の記事にも書いていますが、この事件が2019年当時に公表されていたら昨年の三菱UFJ銀行の事件は防げていたかもしれない。
被害者が拒んでいたのかもしれないが、それならなぜ今になって公表したのか不自然です。みずほ銀行だけではなく金融庁にも不信感いっぱいです。5年以上経過して刑事事件としての時効を過ぎたからでしょうか。
いずれにしても日本を代表するメガバンクで銀行員が客の資産を盗むという前代未聞の事件。もはや銀行にお金を預けるのは危ないということになる。日本人が諸外国に比べて現金を優先する傾向が強く、銀行に預金する人が多い。しかしそれは銀行が安全だからという理由のはず。アメリカみたいに西部劇の時代から銀行強盗が多発していた国ではそもそも銀行に預金するなんて危ないと思われている。だからみんな株を買うのだそうだ。日本人もそろそろそういう判断が優先するのではないか。